11/25/2012

 【 旬(ときめき)亭 亭主の想い 】

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。




過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。



すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。  みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。





   < すてきに活きる Σ部分最適 ≠ 全体最適 >

   http://www.terra.dti.ne.jp/~tokimeki/pdf/goaisatu





時代の本質をとらえた心に残るすてきなメッセージと、新たな気付きを、あなたに届けます。



◇たきがみ博士が選ぶ、”すてきなメッセージ”のおすそわけ

 http://tokimeki19510106.dtiblog.com/



◇たきがみ博士の”いま”を読み解く

 http://tokimeki0106.dtiblog.com/



◇たきがみ博士のすてきに活きる格言集

 http://www.terra.dti.ne.jp/~tokimeki/pdf/kakugenpdf





あなたのお役に立ちたい屋 Team旬(ときめき)



◇すてきな笑顔を咲かせるプラットフォーム

 http://suteki19510106.dtiblog.com/



 ・すてきに活き活きホルミシス健康館 旬(ときめき)亭

  http://www.tokimeki-tei.jp/



 ・レンタルサロン百合ヶ丘 旬(ときめき)亭

  http://yurigaoka-rentalsalon.jimdo.com/



 ・ちょっとお役に!立ちたい屋

  http://oyakuni-tatitai.jimdo.com/





社会人として、企業人として節目を迎えるにあたり、これからを構想する。



◇たきがみ博士のこれまで、これから

 http://suteki0106.dtiblog.com/



 ・すてきに活きる

  http://suteki0106.dtiblog.com/blog-category-2.html



 ・経験価値の創出力を高める

  http://suteki0106.dtiblog.com/blog-category-1.html





           人生、後半が面白い! 味がでるのは、これから。



             旬(ときめき)亭 亭主   たきがみ博士







5/04/2009

ブログリデザインのお知らせ

最近、ブログ記載内容に、まとまりがなくなってきました。

そこで、新たに三部構成にてメッセージを発信することにしました。

◆人生という名の遊び場で、”いま、ここ”を、活かされ、すてきに活きる  http://tokimeki510106.dtiblog.com/

◆たきがみ博士が選ぶ”すてきなメッセージ”のおすそわけ  http://tokimeki19510106.dtiblog.com/

◆たきがみ博士の”いま” を読み解く  
http://tokimeki0106.dtiblog.com/

一読いただければ幸いです。

1/06/2008

2008年を読む!

★2008年のテーマは、史上空前の過剰流動性。
 
(1)FRBを初め、主要国の中央銀行が放出した100兆円以上の過剰流動性が
   金融市場に残る。
 
(2)米国を中心に欧州、英国、カナダ、スイスの中央銀行が協調して低利の
   資金を無制限に供給し、資金を必要とする金融機関にピンポイントで
   融資するシステムを構築した。
 
(3)今年は石油相場の暴騰と増産によって、オイルマネーの資金量が
   200兆円も激増した。増勢は来年も続く。
 
(4)政府系ファンドの資金量は100兆円を大幅に超えた。サウジアラビアも
   100兆円以上のファンドを立ち上げる。
 
(5)政府系資金の政治的投資に対する警戒論が盛んであったが、大手金融
   機関に対する大規模な資本注入が表面化すると、サブプライム救済の
   白馬の騎士と賞賛されている。

(6)500兆円に及ぶ過剰流動性が、投資機会を求めて金融市場に渦巻いており、
   商品、株式に大挙して向かう。

   総悲観の裏目が出て、ニューヨークダウが史上最高値を更新する。
   そして、ドル高への転換が始まる。


しかし、2009年、2010年以降をこの延長でとらえると危険!!


「円安」の兆候が顕著になったとき、あるレベルから日本のあらゆるシステム、
 
制度の再構築を暴力的に要求する。
 

「国と国民と公と官」、世界の中の日本、アジアにおける日本を構想する軸として、
 
しっかりとしたぶれない認識を培う必要がある。

官に国を代行させてはいけない。
 
そのためには、道州制によって政治のシステムを変えなければならない。
 
 
また、アジアと一緒になって価値づくりに取り組む2010年代のテーマ/課題として、
 
「環境・温暖化対策につながるモノづくりネットワークの構築」がクローズアップされる。
 

そして、国内では食(農業、水産)の課題が明確になり、その過程でJA解体が行われ、
 
食ビジネスのインフラ(プラットフォーム)が整備され、地域に密着した固有の価値づくり
 
ビジネスが隆盛を迎えるのではないか。
 
 
さらに、企業経営の質を見極める動きが、社会の潮流として顕在化する。
 
価値創造プロセスの進化による業績向上と、団塊世代の退出による人件費低下による
 
業績向上を峻別し、過去のスタイルの経営者を退場させ、もっとすなおな価値づくりの
 
プロセスが構築される。
 
 
その結果、日本は、アジアの一員として、「調和と共生」をテーマとした希望に満ちた
 
世界に向け、 確実な歩みを始める。
 
 
2011年が新たなスタートの年になるのではないか。
 

だから、”これから”が楽しくなります。
 
 
◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★
2008年は、戊子年(つちのえねどし)であり、
 
九星でいえば、“一白水星”、共に始まりの年であります。

“戊”は土性であり、あらゆるものを土に還元し、また新たに再生すると言う意。
 
“子”は種子の“子”でもあり、万事の始まりを意味する。


一白水星は、目に見える結果を期待するべき年ではなく、
じっくりと休養し、来るべき日に備え雌伏の期間にあたるのが肝要。
◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★◇◇★

11/23/2007

突き抜けると見えるもの

強い日差しと天空の青。  


地上を覆う雲は、厚いときも薄い時もあるが、  

その上は、いつも、どんなときも青空。  


突き抜けないと見えないもの。    

雨や曇りの日は、雲が地上を覆っているだけだということは  

誰もが頭ではわかっていることなのに、  

その先の青空をイメージしている人は、少ない。  


飛行機に乗るたびに、いつもある青空の存在に気づく。      

見えないけれど、存在するものは、青空以外にもたくさんある。  


突き抜けると見えるもの。  

顧客満足で満足していた時代は、もはや過去のもの。  

感動は、気持ちがいいという情緒的満足の域を超え、  

成功を実現するキーファクターの時代になる。  


雲の上の青空のように、  

特別なものではなく、いつもあるのに気づかない存在。  


イメージするだけで、心が浮き立ち、発想が広がり、  

インスパイアされる存在。  


覆っている雲を突き抜ければ、出逢うことができる景色。  


視界を制限するものが何であれ、  

突き抜ける方法は、ただひとつ。  


飛行機に乗るように青空を体験すること。  

本物の感動を体験し、自分の中に基準をつくる。       


感動という基準を持った人は、満足という基準を持った人と  

違う結果を出す。  


感動は、気持ちや感覚の情緒的満足を超えて、  

夢や願望、成功を実現するキーファクターになってきた。



*平野さんからいただいた、すてきなメッセージのおすそわけです。  

(メッセージを加筆、修正してお届けしています。)

11/03/2007

SaaSによる顧客基点経営の展開

 
 たきがみ博士の”いま”を読み解く
 
    Webサービス/SaaSによる顧客基点経営の展開
  

市場環境がどう変遷するかを予測することは極めて困難であり、
 
いつ、どのように変わるか分からないお客さまに、レベルの高い
 
サービスを提供するためには、サービスを支えるITをソケットの様に
 
着脱可能な状態にモジュール化しておく必要がある。
 
 
そのための手段がSOA。
 
 
また、いいものをつくれば売れる、いいサービスを提供すれば売れる、
 
そうした考えが強いあまり、お客さまが見えていない。
 
 
だから、顧客データベースの中心にお客さまがいない。
 
 
業務の本質がITに反映されていないことが、IT投資効率の低下を
 
招いている。
 
 
今後、少子高齢化が本格化する中で、
 
「それなりに大きな」国内市場は成長を期待できなくなった。
 
 
製造業だけでなく、あらゆる業種の企業が世界市場を目指そうとしており、
 
グローバルオペレーションの最適化は極めて重要なテーマになる。
 
 
 
*本資料は、日経BP社が提供するITPRO Special 
 
   “SaaSが透過する日本IT界の脆弱性”
 
  をもとに、編集、加工、構成した。
 

10/27/2007

確実に発生している”流動性の危機”

 
ABXと言われるサブプライム担保債の価格動向

◆ABX-HE-AA 07-2

◆ABX-HE-BBB- 07-2


流動性が突然止まった8月のパニック。

そしてこのパニック時以上に売られている担保債。


もはや紙くずに近い150兆円担保債券を誰が持っているのか?

その損をどう、誰がどの様に埋めるのか!?
 
 
→ 信用膨張と収縮が引き起こす事態を構想する
 
 

10/09/2007

[ お客様の経験価値を高める環境の構築 ] ビジネスコンセプト要件

 
       お客様の価値創造プロセスにおける経験環境をデザインし、
 
    様々な人や組織が連携しやすい場を提供、お客様の経験価値を高める
 
 
◆1.社会/お客様課題(お客様期待)の認識
 
   ・コトとコトをつなげる、ヒトとヒトをつなげる、関係が生まれる場、共創基盤
 
◆2.お客様に提供する価値 [経験環境] をデザインする
 
  ・ワークプレイス、Customer Experience Management Platform、
   場のネットワーク
 
◆3.ステークホルダーにとって、ビジネスの意味付け
 
  ・社会価値、人間的価値
 
◆4.企業/経営にとって、ビジネスの意味付け
 
  ・Marketing Driven、「ものづくり信仰」からの脱却
               (工場でモノを作って売るという発想から脱却)
 
◆5.お客様活用シーンを描く
 
  ・ブランド、エクスペリエンス環境デザイナー、一緒に創りこむ、セカンドライフ
 
◆6.お客様へ価値を継続的に提供するしくみ、スキームを組み立てる
 
  ・β版、プラットフォーム化、Webサービス、ビジネス連携、産業クラスター
 
 

9/30/2007

信用の膨張と収縮が、引き起こす事態を構想する

 
  「信用の膨張と収縮が、引き起こす事態を構想する」と題して、
 
  資料を編集しました。
 
  イントロ部を紹介させていただきます。
 
 
 <INDEX>
 
  1.環境認識 (固有の足枷&矛盾の増幅)  
  2.信用創造メカニズム    
  3.信用膨張への道程 (070701まで)    
  4.070809何が起こったのか    
  5.070809事態の再確認    
  6.これからのシナリオ    
  7.結論 (行動につなげる)  
 
 
 
マネーの量が実物経済で商取引に必要とする量以上になれば、
 
いずれ物価・資産価格が高騰し、
 
通貨の購買力は、下がる。
 
 
世界の金融資産(預金+債券の時価+株の時価+年金基金など)の
 
増加が意味するのは、それを借りている人の負債の増加です。
 
借りた人が、利払いと返済ができるから、金融資産には価値がある。
 
金融資産は、金庫にあるだけでは金利が払えない。誰かが借りて投資し、
 
利益を生まねば意味はない。
 
 
世界の金融資産の合計は、世界のGDPの3倍に膨らんでいる。
 
これは、世界の商品生産金額の3年分が負債になっていることに等しい。
 
 
つまり、今の金融資産は、今後も利を生む資産として、維持可能ではない。
 
 
行き着く先は、長期のインフレ、通貨価値(購買力)の下落です。
 
その先駆けが、世界でもっとも使われている米ドルの価値の下落から始まる。
 
 
ヘッジファンド危機が、信用縮小の根底にあり、
 
そのヘッジファンドに、レバレッジで資金を貸しているのが銀行・証券会社・
 
保険会社です。
 
 
借りた人の危機は、貸した人の危機でもある。
 
 
第二幕の開演は近い!
 
 
 
◆◇ 「信用の膨張と収縮が、引き起こす事態を構想する」 ◇◆
 
*Systems Research Ltd. consultant 吉田さんの
 ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
 をもとにして、内容を構成・編集したものです。
 

9/13/2007

Σ部分最適 ≠ 全体最適

 
いままでの延長に明るい明日はない、混乱を読み解く中にチャンスが
 
生まれる。
 
いま、これからの3年間に遭遇できることを、喜びとしたい。


過去からのしがらみ、制度を払拭するために、
 
わたしたちは政治の停滞による混乱を選択した。
 
その結果、これからの3年間は混乱の極みを体験する。
 

そして、過去を払拭し、新たな枠組み、スキームを組み立て、
 
すてきな明日に向かって、調和、共生の取り組みが始まる。
 

まさに、希望に燃える2010年代に向けた混乱の始まりである。
 

これは、政治に限ったことではなく、社会・環境、経済、企業、個人の
 
取り組み、活動のすべてに共通して言える。
 

そのキーワードは、
 
「 Σ部分最適 ≠ 全体最適 」である。
 

多くの人がひとつの価値観および目的を共有するときは、機能分担による
 
アプローチがもっとも効率的であった。
 

しかし、基本的な便益が満たされている中で感動、心地良さなど、期待が
 
“目的を果たす手段”から“目的そのもの”へと変化し、その目的は異なる
 
価値観によって組み立てられるようになってきた。
 

部分最適のモジュールを組み合わせることで、全体の最適化をはかることが
 
徐々に難しくなってきている中で、私たちはいまだに部分最適をシグマして
 
全体を最適化する社会制度、しくみ、しがらみに囲まれて生活している。
 


◇政治の場
 
 地方の選挙区からおらが村代表として選出された国会議員に、世界における
 
 日本のあり方、国民全体を俯瞰した議論を期待することは無理である。
 

 いままでは、地方の期待の代弁者が、固有の要請を持ち寄り、多くの
 
 国民の期待に応えるべく国政を議論してきたことが、国の活力を高め、
 
 世界に貢献することにつながっていたが、結果的に官の肥大化、財政の
 
 緊迫化、硬直化をもたらした。
 

 これからは、国の活力を高め、国家としてのリスクマネジメントを議論する
 
 国政と、地方の活性化を議論する地域経営の位置付け、役割を明確にした
 
 全体最適の政治を展開することが求められている。
 

 いま、道州制の議論が始まりつつあるが、政治構造の観点から期待したい
 
 と思う。
 


◇企業経営の場
 
 多くの企業で、取締役ないし取締役会の意思決定、監督機能と、業務執行
 
 機能を分離させて、取締役、取締役会には会社の重要な方針を決定する
 
 機能を持たせ、その決定に基づく業務執行を執行役員に担当させる執行
 
 役員制度が導入されている。
 

 したがって、取締役は取締役会の意思決定に参加するが、執行役員は
 
 直接に意思決定に参加せず、決定された業務の執行に専念し、担当する
 
 業務を陣頭指揮する。
 

 しかしながら、執行役員制度を導入した企業で執行役員に専務執行役員、
 
 常務執行役員の職位名称を付与し、経営執行会議メンバーとして登用する
 
 ことは、特定業務の執行責任を担った執行役員を全社的な企業経営の
 
 意思決定に関与させることであり、部分最適を命題とする“おらが村(部門)”
 
 の代表に国の政治を議論させることと、大差ないと言わねばならない。
 

 やはり、全社的な企業経営の意思決定および監督を担う取締役が、
 
 しっかり責任を持って判断、行動することが重要であり、市場、お客様の
 
 期待に応え続ける企業であるための経営の王道ではないかと思う。
 


◇ものづくりの場
 
 お客様が目的を達成する手段としての機能性や利便性を求め、企業が
 
 顧客ニーズを充足する機能、便益や品質を追及していた時代には、
 
 個々のモジュールの改善、進化に取り組み、適当なタイミングで商品と
 
 してモジュールを組み合わせることで、お客様の期待に効率的に応える
 
 ことができた。
 

 市場では、多くのサービスや商品が同質化し、より価格の安いものが選択
 
 されるというコモディティ化に拍車がかかっている。
 
 
 一方、お客様は目的を果たすための手段である商品の機能性、利便性を
 
 超えたより高い次元の価値、感動、心地良さの経験価値を求めてきている。
 

 いまこそ、効率的な部分最適を目指したモノ割りタテ割りの事業組織による
 
 万人狙いの商品ありきの取り組みから、特定のライフスタイルやワーク
 
 スタイルの経験価値を重視したコト割りヨコ串の経験環境を提供する取り
 
 組みへの転換が、求められている。
 

 そのために、多様なお客様期待を取り込み、お客様基点で経験価値を
 
 可視化する日常的な顧客関係性づくりの取り組みと、経験環境をデザインし
 
 お客様価値を創造、提供する取り組みを、一連の機能として組み立て、
 
 全体最適を目指した「Marketing Driven」の取り組みを展開する必要が
 
 ある。
 



混乱の時代に踏み込もうとしているいまこそ、新たな枠組み、コンセプトの
 
創出に向けてスタートを切るべく、時代を構想し、着実な布石を打つ必要が
 
ある。
 

取り組みに正解はない、表現し、議論し、一歩一歩最適解に向けて議論を
 
積み重ねることから、すべてが始まる。
 

そして、だれかが取り組むのではなく、みずから取り組むことを求められて
 
いる。
 

9/09/2007

価値創造プロセスのイノベーション

 
 
モノ割り縦割りの事業組織による、万人狙いの商品ありきの取り組みに
 
よって、過当競争を現出しているレッドオーシャン市場に対して、
 
特定のライフスタイルやワークスタイルの経験価値を重視した
 
コト割り横ぐしの経験環境を提供するブルーオーシャン戦略を展開する。
 

 

 

◆ お客様が企業を使って価値創造

 
◆ お客様と一緒に経験価値の創造

 
◆ ビジネスの本質が、「商品提供」から「ライフスタイル / 経験環境の提案」へ

 

経験価値マーケティング

 
 
◆「経験を売る」という戦略コンセプト

アップル社がお客様に提供するのは、 [iPod] という商品だけでなく、
 
音楽を編集したり他のユーザーとプレイリストを交換するための
 
ソフトウェア [iTunes] や、99セント/一曲単位で楽曲が買える
 
[iTunes ミュージックストア] である。
 

さらにお客様は、アップルストアで使い方を学んだり、様々なことを無料で
 
相談できる。
 
 
これらのことを、
 
アップル社が[iPod] のコモディティ化を避けるためにしくみ化をしたのだと、
 
方法論として理解されているが、
  
お客様の期待に応える“経営者の想い”まで踏み込んで理解することが
 
重要である。
   
 
これらはすべて、
 
お客様が音楽を楽しむために必要な経験環境を整備するという考え方に
 
基づいており、
 
従来のモノ(商品/サービス)の機能、便益(F&B)を提供するという思考の
 
枠組みとは異なっている。
 
 
 

◆経験価値マーケティング
 
顧客ニーズを充足する商品の機能・便益(F&B)や品質といった商品、
 
サービスそのものの価値ではなく、お客様が購入したり使用する過程の体験
 
から得られる経験価値を、お客様とともに創り出すための“経験環境”を
 
デザインする。
 

*企業の視点で価値を定義し、商品、サービスをつくり、お客様に価値として
 
  提供する、価値提供モデルの限界
  
*新商品によるリセット型マーケティングおよびSTP型マーケティングの限界
  Segmentation(市場)/Targeting(顧客)/Positioning(商品)

*「プロダクトアウトではなく、マーケットイン」、「顧客の視点でモノづくり」などの
 
  考え方は、製品・サービスを提供するという考え方に帰着

*企業が提供できるのは、その経験を形成する環境(経験環境のデザイン)で
 
  あり、 経験そのものをコントロールすることはできない
 

8/03/2007

顧客基点の価値創造型企業

 
 

日常的な顧客関係性づくりによって、多様なお客様期待を取り込み、
 
お客様基点で経験価値を可視化する。

その結果、市場のとらえ方が、定量的な外形属性から経験、期待の
 
内的定性特性に変わる。
 
また、お客様のとらえ方が、企業、事業所単位から価値創造に関わる
 
多様なクラスター(企業群)に変わる。
 
そして、顧客関係性づくりとお客様価値の創造、提供を一連の機能として
 
組み立て、 職能としてのマーケティングではなく、全社的なコーポレート
 
マーケティングを展開することが求められている。
 

                <顧客関係性づくりにによるお客さま価値の創造>
 

お客さまづくり、関係性づくり

 
 
お客さまは、企業にとって資産であり、ビジネス活動の単なる対象ではない。
 
資産だからこそ、かかわり合い、気を使い、こころを配るほど、
 
成長し、進化する。
 
 
お客さまとの関係の進化こそが、企業成長の基盤である。
 
 
 
 

5/02/2007

【ときめき曼荼羅】 ・・・ 逐次改訂します

                      <ときめき曼荼羅>

 

「いま」は過去の必然。   
  
だから、 
  
”いま”をマッピングして、 
 
シナリオ仮説アプローチで、”これから”を、ひも解きます。   
 
 
 
名づけて【ときめき曼荼羅】。 
 
 
*この曼荼羅は逐次改訂します。 
  

 

4/14/2007

<D>お客さまに提供する価値

 
お客様に提供する価値を見極め、すり合わせ/組み合わせによる

顧客創造、価値創造のポートフォリオを組み立てることが重要である。

     ・A:お客様経験価値を高める環境をデザインする
        
     ・B:プラットフォーム、アウトソーシングによる業務モジュールの再編成

     ・C:価値ある商品で業務プロセスの効率化
   
     ・D:コストパフォーマンスの高いモノ商品の提供     
 
 


 ◆A:お客様価値を創りこむ経験、場
 
    お客様の期待を踏まえ、きめ細かく開発、設計、生産を

    調整することによって、最適化した作りこみを行い、

    品質による差別化を図る。

  
    製品化までに長時間をかけるなど、必要以上にコストを
 
    かけてしまう過剰対応の側面を有しているが、
 
    お客さまにその経験を価値として提供する、もしくは経験の場を
 
    固有の価値として提供することができる。
  
  
 ◆B:お客様競争力強化につながる課題解決サービス
 
    汎用部品をうまく組み合わせることで、特定顧客のニーズに
 
    応えるソリューションビジネスであり、利益率の高いビジネス
   
    展開が可能である。

    しかし、お客様期待の変化による価値の陳腐化も早い。
 
  
 ◆C:価値ある商品、プラットフォーム
 
    すり合わせで作っているので、ノウハウや知的財産の面で
 
    自社の強みを発揮しやすい。
 
    不特定多数のお客様にメニュー商品として提供するので、

    競争力さえあれば多数の顧客に対する量産効果を期待できる。
 
 
 ◆D:コストパフォーマンスの高いモノ商品
 
     汎用部品や標準タイプの生産設備を組み合わせて商品を作り、
 
    不特定多数の顧客にメニュー商品として提供する。

    商品の質的な面での差別化が難しく、いかに安い汎用部品を、
 
    いかに速く調達し、組立て、販売するか、コストとスピードが重要な
 
    差別化ポイントである。
 
  

3/25/2007

<C>ステークホルダーの期待に応え続ける!

 
企業とは、
 
人が固有な価値観を持って、
 
株主、お客さま、従業員など、様々な立場で参画する場であり、
 
それらの人々が相互に影響し合い、信頼を培っていく場である。
 
   
企業活動を通して、
 
資本・売上・設備など規模の大小や、強弱を競うのではなく、
 
企業それぞれの企業理念や事業戦略を貫き、
 
その中身や経営の質を競い、共生していくことにある。
 
 
そして、
 
企業と社会の相乗発展のメカニズムを築き、
 
企業の持続的な価値創造と、より良い社会の実現を目指す。
 
 
 
いま、日本型経営の根本にある
 
「企業は、まず、本業を通じて社会貢献をする」、
 
さらには、
 
近江商人の教えである「三方よし」の世のため、人のための
 
精神が、求められている。
 
 
この「売り手よし、買い手よし、世間よし」という商業倫理は、
 
売り手と買い手に加えて、売買が行われる地域社会(世間)が、
 
大事だと訴えている。
 
 
まさに、「CSR(企業の社会に対する責任)」の原点である。
 
 
 
経営者は、
社会に有用な価値を提供し続けるために、
 
 
「個の企業が良ければ、社会全体が良くなる」という
 
部分最適のアプローチではなく、
 
 
ステークホルダー【社会、市場、お客さまなど】の課題を、
 
「全体の社会があって、個の企業がある」という
 
全体最適の観点から構想し、
 
 
サスティナビリティーを重視した経営が求められている。
 
 

 

3/21/2007

<B>お客さまに価値を提供するプラットフォーム

 
高度成長時代は、
 
市場が企業の技術革新を受け入れることによって、
 
イノベーションサイクルが成り立ってきた。
 
 
そして、
 
商品価値を追求するよりも、効率や競争力を高めることを追求し、
 
それさえできれば経営は成り立っていた。
 
 
リードタイム短縮、人件費削減など、見かけ上の効率化ばかりを、
 
いつまでも追いかけ、
 
モノやサービスの価格を安くする低価格路線の競争を、
 
成長戦略の柱にしていては、
 
企業活動の本質「価値を創造すること」を忘れてしまう。
 
 
 
これからは、お客さまと企業が協働し、一緒になって
 
「お客さまの必要とする価値」を創り上げていく時代になる。
 
 
そのために、
 
企業は、お客さまとの良好な関係を築き、信頼を得て、
 
お客さまの期待をもとに課題を構想し、
 
お客さまの知恵と知見を取り込み、
 
創り手としての企業と使い手としてのお客さまが、
 
融合した新たなイノベーションサイクルを確立する必要がある。
 
 
立場の違いを超えて情報をつなぐ場、プラットフォームが、
 
企業に課題解決力をもたらす上で不可欠になる。
 
 
 
プラットフォームは、
 
少しずつその姿を変え、お客さまを巻き込み、進化する。
 
そして、
 
プラットフォームを活用したソリューションサービスは、
 
お客さまに強さ(課題解決力)を価値として、提供する。
 
 
 

<A>ひとは情報に溺れ、知に飢える

 
IP技術/ICTによって、
 
誰もが、いつでもどこでも、あらゆる情報を、伝送、交換、蓄積できる。
 
誰もが、ユビキタスで、より豊かなコミュニケーションツールを手にする。
 
 
そして、企業、行政、モノ、人が、つながる。
 
さらに、
 
モノ同士もRFIDタグなどでデータ化され、ネットワークでつながる。
 
 
そうなれば、個人からコミュニティ、さらには社会全体に至るまで、
 
あらゆる主体が多様な情報、コンテンツを創造し、
 
広く世界中に発信し、その情報を享受し、
 
共有できるようになる。
 
 
いま、
 
[ with you ] のユビキタス時代に向けて、
 
不正侵入、情報漏洩を防ぐセキュリティに、
 
社会全体で取り組んでいる。
 
 
こうして生まれた膨大な情報やコンテンツが、
 
世界中で活用され、さらなる情報が乗数的に創り出される。
 
まさに、情報量の爆発である。
 
 
そして、
 
情報の連携と融合によって新たな価値、「知」が生まれる。
 
 
[ for you ] のコンシェルジェ時代に向けて、
 
社会で個人情報をより有効に活用するために、
 
個人情報保護の取り組みも始まっている。
 

膨大にあふれる情報を、
 
有効に活用する環境は、
 
ゆっくりだが、確実に整備されていく。
 
 
さあ、
 
情報を組み合わせ、活用して「知」を生み出す主役は、人。
 
 
”人の時代”がすぐそこにきている。
 
 

3/18/2007

<F>人生の大きな華を咲かせよう!

 
シニアライフの閉塞感を打破するためには、
 
国が70歳以降の高い生活水準を保証することで、
 
個人を”長生きリスク”から解放する必要がある。
 
(試算によると、わずかな予算措置で対応可能である)
 
 
いま、
 
家計に蓄積された1,500兆円の金融資産の大半を保有している
 
シニア世代が、 70歳以降の生活を憂うことなく、
 
我が人生を高らかに謳歌できる環境を整備することが、
 
求められているのではないか。
 
 
経済の歴史的な循環/調整は、
 
企業部門と金融部門で始まり、政府、地方自治体部門を経て、
 
最終的に家計部門に及んで完結すると言われている。
 
 
いま、日本経済の病巣が民間経済から政府、地方自治体に移り、
 
危機の指標が株価から国債価格(金利)に移行しようとしている。
 
 
政府、地方自治体の債務は1,000兆円を超えると試算されており、
 
最終的に債務を肩代わりするのは家計金融資産である。
 
 
 
いまこそ、
 
人生の先輩諸氏が、培った経験と知恵を思う存分に表現できる場と、
 
高い生活水準を保証することによって、
 
 
後顧を憂うことなく、
 
みずから蓄えた金融資産、不動産を活用して、
 
人生の大きな華を咲かせて欲しい。
 
 
債務の移転、付けまわしは楽しくないが、
 
政府と民間が一緒になって債務を消滅させることは楽しいことである。
 
 
 
    <よりよく活きるしくみによって、
  
         団塊世代の潜在パワーを引き出し、

                     大きな華を咲かせよう>
 
 
◆定年までに会社に勤務した時間
  
  240日×8時間×38年=72,960時間
 
  (365日-祝日15日-土、日曜日100日-休暇10日=240日)
 
 
★定年後の自由時間
 
  365日×10時間×20年=73,000時間
 
 
定年までに仕事へ投入した時間に勝るとも劣らない時間を活用して、
 
一人ひとりの個人が社会の役に立つ、貢献することを、
 
生きがいとする時代の幕開けが近づいている。
 
 
 
お金儲けが人生の目的ではないという、きわめて当たり前のことに気付き、
 
ひととして、社会の、コミュニティの人のお役に立つことが、
 
喜びであり、楽しみになる
 
人間としての成長をみずから実感できる世の中を、実現したいと思う。
 
  

3/04/2007

<E>社会のリソースをしっかり活かす!

 
団塊世代が引退の時期を迎えるとともに、
 
若年労働力人口の減少傾向が鮮明になり、
 
世界をリードして、日本の労働力人口は減る。
 

これからは、
 
【社会のリソース】をしっかり活かすという視点が、重要になる。
 
 
一人ひとりの就労能力を最大限に活かすことが、求められている。
 

100%稼動できる人だけに仕事の場を提供することは、
 
個々の事情でフル稼働できない人を労働市場から脱落させ、
 
社会全体で保有している貴重なリソースを捨てることになり、
 
非効率な方法である。


無理が利かない人には仕事量や勤務時間を減らすなど、

個々の事情に対応した労働環境を提供することで、
 
誰もが働き続けることを可能にする。 
 

みんなが働くから、
 
一人あたりの労働負荷は減り、長時間労働は必要なくなる。
 
 
企業が個別に効率化を進めると、
 
社会全体では合成の誤謬を起こし、結果的に非効率になる。
 
 
社会のリソースを活かしきって全体の効率化をはかると、
 
個々の企業単位では非効率に見えても、
 
社会全体では効率的になる。
 
 
だから、北欧では、
 
世界最上位の所得水準を維持し、豊かな社会を実現している。
 
 
 
人手不足経済のもとでは、
 
企業が女性や障害者、シニアのベテラン社員を、
 
戦力として活かしきることが、
 
少子高齢化社会における社会との調和につながり、
 
結果的に、企業競争力を維持することになる。
 
 
そして、
 
最前線を若手が担い、ベテランが後方から支援するなど、
 
若手とベテランが、ともに活き活きと働けるしくみをつくることが、
 
求められている。
 
 
 
人生の先輩が活き活きしていない職場から、
 
お客さまに提供する魅力的な価値を生み出すことは出来ないのだから。
 
 

2/18/2007

サスティナブル(持続的発展可能)な社会へ向けて


 
  
「環境保護」や「地球にやさしく」という言葉は、
 

人間の思い上がりを象徴している。

 
   
なぜなら、
 
自然、地球に保護されているのは、我々人間なのだから。
 
 
 
人にやさしく、環境負荷の少ない、
 
持続的に発展可能(サスティナブル)な経済、社会システムの構築が、
 
求められている。
 
 
20世紀におけるビジネスの勝者は、
 
ほぼ例外なく大量生産、マスマーケティングのビジネスモデルを
 
確立した大企業であった。
 
 
大企業は、
 
大規模な組織と設備を擁し、規模の経済を構築することによって、
 
不特定多数のユーザーを対象に、規格化された「モノ(製品)」を、
 
安く大量に製造し、消費者へ提供することが求められていた。
 
   
まさに、規格化、標準化、単純化、画一化、効率化、

 

そして、大量生産・大量販売・大量消費(廃棄)という視点が

 

キーワードであった。
 
  
しかし、持続的発展可能(サステナブル)な

  

経済、社会システムへ移行するためには、

  
モノではなく、価値に着目したビジネスモデルへ転換していく
  
必要がある。
 
   
これからの時代は、
  
買ってもらってなんぼの世界ではなく、
 
使ってもらってなんぼの世界で、収益を確保することが重要になる。
 
  
ここでは、個性、独自性、自立性、自主性、情報開示、満足度、豊かさ、
 
関係性、連携、信頼等の視点がキーワードとなる。
 
   
また、企業とお客さま/消費者との関係も大きく変化しつつある。
 
  
かつて、電話を利用するためにはNTTと契約するしかなかった。
 
   
だが現在では、
 
さまざまな電話会社の中から、最も好ましい企業を選ぶことができる。
 
固定電話、IP電話、携帯電話、PHSとサービスの種類も豊富だし、
 
インターネットを用いた代替手段もたくさんある。
 
 
 
このような環境下で企業が生き残るためには、
 
厳しい競争を勝ち抜いてお客さまに選ばれなければならない。
 
 
また、ICTによるコミュニケーション革命が、
   
企業と消費者の間にあった情報格差を消滅させ、
  
その結果、企業の市場支配力は大幅に減退、
 
消費者主権と言われる状況が到来したのである。
 
   
さらに、個人であってもパソコンとインターネットがあれば、
 
情報を生産し、お客さまに届けることができる。
 
  
つまり従来の消費者の枠を超えて、
 
主体的に経済活動を行う“プロシューマー”への道が、開かれてきている。
 
   
 
しかし、ほとんどの企業は、従来の活動の枠組みから脱却できていない。

 
 

いまこそ、顧客創造、価値創造に向けたお客さまとの関係性(Relationship)、
 
さらには、それを支える従業員との関係性を構築、良好に維持することが、
 
求められている。
 
 
 
まさに、経営トップによるお客さま、従業員への Relationship Marketing が、
 
経営の質を左右する時代になってきたといえる。
 
   
この取り組みの巧拙によって、経済発展の牽引力となる主役産業、企業が、
 
目まぐるしく交代する時代が近づいているのではないだろうか。
 
 
 
そこで、このブログを通して、
 
以下の観点から、想うところ「底流の変化」を整理し、組み立て、
  
開示していきたいと思う。
 
 
   
課題を縦割りにした議論は、 
  
当初のねらい、目的を見失い、“おらが村最適”、“部分最適”を生む、
  
全体の課題を構想した上で、議論を積み重ねたいと思う。
 
 
   
            ☆★目指すべきゴール★☆
 
         サスティナブルな社会 [シンプル、やさしさ]
  
         よりよく活きる社会   [活き活き]
 
 
◆環境変化の方向 
 
  ・視点ーA : 社会の進化 
    
           -ユビキタス、コミュニケーション革命
  
  ・視点ーB : 価値提供構造の進化 
 
           -プラットフォーム、MBO/M&A
 
 
◆主体的取り組み  
  
 <企業経営の進化> 
   
  ・視点ーC : Marketing Driven
  
           -CSR、経営品質、企業価値
 
  ・視点ーD : 価値創造の構図 
 
           -お客さまに提供する価値、すり合わせと組み合わせ
 
  
 <人がひととして>
  
  ・視点ーE :  個を活かす
 
           -ダイバーシティマネジメント力、ワークライフバランス環境
 
  ・視点ーF :   こだわりたい、つながりたい
  
           -すてきに活きる
 
 

  

2/11/2007

社会へ、そしてお客さまに提供する価値について

  
社会、お客さまの期待に応え続けるために、
 
提供する価値が持つ特性をしっかり認識しておくことが、重要です。
 
 
<3種類の価値特性>
 
 ◆魅力的品質特性
 
   きちんと価値を提供することが、
 
   できれば「満足」、できなければ「まあまあ、しかたない」
 
 
 ◆一元的品質特性
 
   きちんと価値を提供することが、
  
   できれば「満足」、できなければ「不満」
 
 
 ◆当たり前品質特性

   きちんと価値を提供することが、
 
   できれば「当たり前」、できなければ「不満」
 
 
 
  
宅急便の誕生から成長の過程を振り返ると、
 
価値の変化についても理解することができます。
 
 
魅力的品質特性を有する価値は、
 
時間の経過とともに一元的品質、さらに当たり前品質特性の価値へと
 
お客さまの認識が変化していきます。
 
 
価値の評価が変化するタイミングを見極めて、
  
新たな魅力的品質の価値を提供していくことが、
  
お客さまの期待に応えることです。

 
そして、社会が、お客さまが価値を当たり前と認識した時、
  
その当たり前品質特性の価値を前提とした新規ビジネスが発生する。
 
 
その結果、当たり前品質特性の価値の市場規模は拡大し、
  
コスト、品質、安全の競争が激化する。
 
 
さらに、この社会の期待に応えることができた企業が、
  
社会のインフラを担うことができるのです。
 
 
この考え方を、
 
企業が有用な価値を社会に提供し、社会に対する責任を果たす上で、
 
みずから生み出す価値を組み立て、展開するために、
 
役立てていただきたいと思っている。
  
 
   
  
  
*<3種類の価値特性>は、1985年ごろ、ある時計(クロック)メーカーの
  
  開発研究者の論文、時計に組み込む機能のあり方についてから引用し、
  
  提供する価値のあり方として、発展させたものです。
 
 
 

2/04/2007

Steve Jobs 050612 「すばらしいと信じる仕事」

 
Apple社CEOスティーブ・ジョブズ氏が、
 
スタンフォード大学の2005年6月12日の卒業式で行った、祝賀スピーチ
 
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、
 
君たちにできるのは、過去を振り返って繋げることだけなんだ。
 
 
だからこそ、バラバラの点であっても、将来それが何らかのかたちで
 
必ず繋がっていくと、信じなくてはならない。
 
 
自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。
 
点と点が、自分の歩んでいく道の途上のどこかで、必ずひとつに繋がっていく、
 
そう信じることで、
 
君たちは確信を持って、己の心の赴くまま生きていくことができる。
 
 
結果、人と違う道を行くことになっても、それは同じ。
 
信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。
 
 
人生には、時としてレンガで頭をぶん殴られるような、ひどいことも起こる
 
ものなのです。
 
 
だけど、信念を放り投げちゃいけない。
 
 
私が、挫けずにやってこれたのはただ一つ、
 
自分のやっている仕事が好きだという、その気持ちがあったからです。
 
 
皆さんも、自分がやって好きなことを見つけなきゃいけない。
 
 
それは、仕事も恋愛も根本は同じで、
 
君たちも、これから仕事が人生の大きなパートを占めていくだろうけど、
 
自分が、本当に心の底から満足を得たいなら進む道は、ただ一つ、
 
自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。
 
 
そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、
 
好きなことを仕事にすることなんですね。
 
 
まだ見つかってないなら探し続ければいい。
 
落ち着いてしまっちゃ駄目です。
 
心の問題と一緒で、そういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、
 
素晴らしい恋愛と同じで、年を重ねるごとに、どんどんどんどん良くなっていく。
 
 
だから探し続けること。
 
落ち着いてしまってはいけない。
 
 
君たちの時間は限られている。
 
 
だから、自分以外の他の誰かの人生を生きて、無駄にする暇なんかない。
 
ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。
 
 
それは、
 
他の人たちの考え方が生んだ結果とともに、生きていくということだからね。
 
その他大勢の意見の雑音に、
 
自分の内なる声、心、直感を、掻き消されないことです。
 
 
自分の内なる声、心、直感というのは、
 
どうしたわけか、
 
君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。
 
だから、それ以外のことは全て、二の次でいい。
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
 
 
 
<”若さ”を年齢で表現することはできない>
 
年齢は、人生体験の尺度であり、その短さで若さを表現することはできない。
 
若さとは、
 
    「どれだけのスパンで想い、今日を活きているか」
 
では、ないでしょうか。
 
 
目先のことだけ考えて生きている人がいるならば、
 
 もっとも「老いている人」といえるのでは、ないでしょうか。
 
 
 

仮説 「社会、企業の進化」 (その一)

 
2007年2月3日、日経本紙に
 
”ATM、自前の運用やめます”という記事が、 掲載された。
 
それは、
 
金融機関が、みずからATMの管理、監視を行うことをやめ、外部委託で
 
保守管理会社に運営をすべて任せるという内容であった。
 

金融機関の担当者は、
 
「インフラは共通にして、商品やサービスで競争する時代にはいった。」
 
と、説明していた。
 
 
この記事は、いま、世の中で起こっていることの一端を示しているに
 
過ぎないが、 これから2~3年で起こると思われるサービス産業の価値提供の
 
あり方、変化の方向を、示しているのではないかと思う。
 
 
いま、ビジネスの世界でクローズアップされている、
 
J-SOX法、ROHS指令に対応した内部統制の強化アプローチ、および業務
 
プロセス毎に単位サービス化したSOA (Service Oriented Architecture)の
 
取り組みは、
 
  
あらゆる企業の業務プロセスの可視化、オープン化を促進し、
 
企業組織、システムのダイナミックな連携を可能にしていく。
 
 
当然、業務プロセスの可視化によって、M&A、MBOを誘発することも、視野に
 
いれておく必要がある。
 
 
その結果、
 
企業は、市場からインフラとして標準化された高品質、低コストそして安全な
 
業務モジュールを購入、もしくは外部委託し、自社固有の業務プロセスと組み
 
合わせたスリムな企業活動を展開することができる様になる。
 
 
そして、
 
経営トップは、何を自社で行うか、どの業務モジュールを社内に保有すべきか、
 
経営者としての判断が厳しく問われる時代になる。
 
 
 
さらに、この様な取り組みが日常的に展開されることによって、
 
サービス産業の生産性は高まり、
 
人として暮らしやすい社会の実現に、一歩一歩近づいていく。
 
 
 
一方、企業が創造する価値についても、
 
誰に、何を価値として、どの様に提供するのかによって、
 
企業の位置付けが明らかになっていくのではないかと思われる。
 
 
それは、
 
安全、高品質で環境負荷の少ない社会のインフラとして、
 
従量制もしくは固定制の低コストで、
 
同一内容の価値を、
 
全国ベースのプラットフォームで提供することを志向する企業と、

  
”安心”をキーワードとして、
 
お客さま個別の事業目的に対応した固有の価値を、
 
お客さまと一緒に創造し、提供することを命題とする企業に、
 
色濃くわかれていくのではないかと、考えている。
 
 
そして、お客さま固有の課題に対応するコミュニティビジネスに、
 
経験と知恵に培われたひととしての魅力的な笑顔で、
 
お客様の課題を包み込むことができる団塊世代の方が、
 
活躍する場があるのではないかと、思っている。 
 
 
 
<誰に、何を、価値として提供するかによって、企業の位置付けが変わる>
 
  A:[一律にプラットフォームとして提供する価値]

    ・通信ネットワーク / インフラビジネス
 
  B:[固有のプラットフォームとして提供する価値]

    ・コンテンツビジネス / しくみビジネス
 
  C:[お客さま固有の課題に対応した提供価値]

    ・ソリューションビジネス / コミュニティビジネス
 
 

戦略とは

田坂広志さん からいただいた、すてきなメッセージ
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 
  「戦略」と書いて、
 
  「戦」(たたかい)を
 
  「略」(はぶく)と、読む。
 

「戦略思考」とは、 
「いかに戦うか」の思考ではなく、 
「いかに戦わないか」の思考。
 

それは、決して、 
「経営資源」を無駄に使わぬためではない。
 

部下や社員の人生の  
かけがえのない時間。
 

それを大切にするため 
経営者は、戦略思考を尽くさなければならない。
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 
 
   『社会にとって、有用な価値を提供する』
 
企業経営の想いを実現するパートナーである従業員の
 
パフォーマンスを活かしきるために、戦略を練る。
 
市場、お客さまの期待をしっかり見極めて。
 
 
  お客さまの期待に応えるマーケティングは、
 
  楽しいこと!
 
 

1/28/2007

Enterprise Risk Management

  
   “リスクを回避して価値を保持する”から、
       “リスクを受け入れ、活用して、価値を創造する”へ
 
 
様々なリスクに対して個別的、部分的に対応するのではなく、
 
経営プロセスの一環として、
 
企業目標の達成・価値創造に影響を与えるリスク
 
(不確実性、事業機会損失リスク含む)を、
 
確認・評価、適切な統制とモニタリングを行い、
 
経営にとって許容できるレベルにマネジメントすることが、
 
求められています。
 
 

 
 ◇中間管理職のリスクマネジメントから、経営Top主導のリスクマネジメントへ
 
 ◇リスクへの消極的な対応から、モニタリング・評価による積極的な対応へ
 
 ◇リスクの低減から、リスクの最適化へ
 
 ◇部分的な対応から、統合化された対応へ
 
 ◇リスクの主観的な認識から、リスクポートフォリオの展開へ
 
 ◇分散化されたプロセスから、マネジメントプロセスとして組み込み・体系化へ
 
 
リスクマネジメントとは、経営そのものなのです!
 
             ”経営とは、変化を楽しむこころなり”
 
 

1/27/2007

企業と個の新たな関係 「個を活かす組織」

 
 いま、企業と個人の間にどの様な関係性を築くのか、
 
           首尾一貫した企業の哲学が求められている!
 
 
企業は個人の自尊心を重んじ、
 
個人は企業に寄りかからない、
 
相互自律的な関係、
 
そして、
 
個人および企業の社会的成熟を前提とした、
 
個人の価値観と企業の価値観を、
 
高い水準で一致、調和させることが重要である。
 
 
そのために、企業という存在が、
 
一人ひとりの従業員に、みずからの個性や能力を磨き、発揮できる、
 
自己表現に向けた”価値ある場”を提供する。
 
 
その結果、”個の活性”によるイノベーションが起こる!
 

 

 
 

企業はステークホルダーに支えられている

 
ステークホルダーとの関係が、企業存続の基本条件です。
 
 
そのために、 企業経営者は、
 
魅力的な価値の創出に取り組むとともに、
 
ステークホルダーとの積極的なコミュニケーションに、
 
注力しなければなりません。
 
 
ディスクロージャーおよび誠実なアカウンタビリティの遂行は、
 
良好なコミュニケーションを行うための条件にしか過ぎません。
 
 
そして、
 
ステークホルダーとの関係を阻害する要因をリスクと認識し、
 
リスクマネジメントに取り組むことが重要です。
 
 

ビジネスライフステージの設計

 
 
     たった一度しかない人生だから、
 
        みずからの人生を価値あるものとするために、
 
           そして、我が人生悔いなしと、誇らしく思うために

      < ビジネスライフステージの設計>

 

お客さま主導!、技術主導!

 
オープンな魅力的な場(iTunes MS)とつなぐことによって、
 
コモディティ商品を魅力的商品(iPod)の位置付けに変えたアップル社から、
 
こんどは、
 
”使いやすさ”にフォーカスした iPod付携帯電話「 iフォン」が発表され、
 
注目を浴びている。
 
 
ハードの設計や製造技術で競争力を確保する技術主導の取り組みに対して、
 
汎用品を組み合わせ、
 
ソフト力によって使いやすさ、楽しさを商品に埋め込んだ、お客さま主導の
 
取り組みが、ヒット商品を生んでいる。
 
 
ソニーのPS3に対する任天堂のDS Lite、Wiiも、同様な構図の典型的
 
事例である。
 
 
個人や企業、社会がどうしたいのか、あるいはどうありたいのか、
 
いまこそ、企業経営者は、
 
お客様の課題を構想し、期待を見極め、
 
お客様に提供する価値を、生み出していかなければならない。
 
さらに、価値を提供し続けるための布石を打っておくことも、求められている。
 
 
お客さま主導 による価値づくりは目的であり、
 
それを実現する方法として、”技術”にどれだけのウェイトをかけるのか、
 
まさに、
 
時代の変化にバランス(適応)した企業経営【Marketing Driven】が、
 
強く求められる時代になったといえる。
 
 

1/14/2007

Marketing Driven

 
社会が、市場の構造が変わる、そしてお客様の期待が変わる。
 
 
お客様から期待されつづける企業であるために、
 
お客様の期待に応える取り組み [Marketing] を、組織活動として
 
展開するときです。


しかし、
 
企業側の論理でモノやサービスを提供する時代から、
お客さまの要求や期待を軸に価値を提供する時代へ、

そして、商品ありきからお客さまありきへ、
 
また、Market Driven [お客さま主導]でなければならないと、
 
精神論、概念論の展開にとどまっています。
 
 
いくら”お客さま主導”を唱えても、
 
一人ひとりの行動、組織の活動は、何も変わりません。
 
 

いまこそ、企業経営の軸、すべての判断基準を、
 
”お客さまの期待に応え続けるために、何を、いかにすべきか”で、
 
統一、徹底することが、求められているのです。
 
 
お客さまに提供する価値を必要としているお客様を見極め、
 
過去から現在までの道のりを確認し、
 
未来に向けた課題解決、価値提供シナリオをデザインし、
 
お客様と共有する。
 
 
まさに、経営トップが
 
『市場、お客さまの課題を構想し、企業経営の想い、ビジョンに結実させ、
 
価値提供の戦略シナリオを粘り強く語り、方針を展開、ステアリングする』こと、
 
すなわち、
 
市場、お客さまの期待に応えつづける主体的な取り組みによって、
 
企業経営を主導する 『 Marketing Driven 』 が、求められているのです。
 
 
 
<うつわには したがいながら 
  
       いわかねも とほすは みずのちからなりけり (明治天皇)>

お客さまの声はしっかり聞くけれど、それだけに固まらない。
 
お客さまから学び、
 
お客さまの期待に応え続けられる本物の価値提供を 追求する。
 
 
言われたことだけをするのではなく、アイデンティティを発信する。
 
大切にしたいですね、パーソナルアイデンティティー!

 
 
★企業の存在意義は、社会にとって、有用な価値を創出し、提供すること
  
★マーケティングとは、市場、お客さまの期待に応え続ける取り組み
  
★経営の品質なくして、人間力、企業力を培うことはできない
  
★経営トップの存在意義は、社会の命題、課題をいかに構想するか
 
★イノベーションは目的ではなく、結果。
   
★イノベーションを継続的に生み出す環境、『場』の整備が問われている
 
★経営課題を要素分解したアプローチに偏重していないか
  
★現象課題を、そのまま経営課題として設定していないか
 
★HOWの議論、火事場のバカ力に頼り、現場を疲弊させていないか
 
 

主治医?主人公!

 
年始に、人間ドックへ行った。
 
 
しっかり、生活指導、栄養指導を受けてしまった。

体重を5kg減らすこと、”主治医”はあなたです、と。

 
『お酒を飲む前に、食事をしなさい』
 
『ワイン、日本酒は、食事が美味しくなるから、避けるように』

『強いお酒を、水で割って飲んではどうか』



おもわず、尋ねたくなりました。

「あなたは、何のためにお酒を飲むのですか」、と。



<お酒は、すてきな場と時をつくる>

酔うためにお酒を飲む人は、アルコール中毒症、

お酒は飲むことが目的ではなく、

人とひとのコミュニケーションを演出する小道具!


気の利いた料理とお酒で演出する”場”には、

きっとすてきな語らいの時が流れる。




そこで、

日々の営み、取り組みが、人生VISION到達に向けたマーケティング

活動であるとすれば、問題を切り離す、回避するのではなく、

正面から対峙し、包み込む方法があるのではないかと、・ ・ ・ 。


みずからの人生のテーマ、あるいはVISION

     【人生という名の遊び場で、”いま、ここ”をすてきに活きる】


すてきな”いま、ここ”の積み重ねこそが重要。 まさに、継続は価値なり。


そして、

翌日、

通勤電車の乗換駅(代々木上原駅)の改札口前にあるスポーツクラブで、

入会手続き。


2日後、

午前7時から9時まで、

スポーツクラブで、ストレッチ、泳ぐ、ジャグジー。


最高に気持ち良い!

気持ち良い朝は、すてきな一日、快調な一日につながります。



人生シナリオの主人公として、

新たに、すてきな一ページを書き加えることができました。


やはり、

おいしいお酒とすてきな笑顔、切り離すことは、できません。
 
 
 
*マーケティング活動とは、お客さまの期待に応え続ける取り組み
 
 

1/08/2007

みんなの成人の日

 
 
人は、一人では生きられない動物です。
 
一人の能力には限界があります。
 
そして、人生は思うようになりません。
 
 
ひとは、子供から大人に成長する過程で、
 
だれもが能力の限界を、また、自分の思うようにならない
 
挫折感を味わい、
 
いろいろな人に助けられながら成長していることに気付き、
 
感謝することを学ぶのです。
 
 
ひとは、いつまでも成長途上人。
 
みんなで”成人の日”を、味わいたいですね。
 
『ストレスと友達になる、逃げ出さない』日として。
 
 
 
<人生にモデルはない、そして人生に正解もない>
 
一人ひとりのそれぞれの人生、活きていることがすばらしいこと。
 
人生の諸先輩から、それぞれの人生哲学を聞き取り、
 
自分自身の人生観を養う。
 
本当に自分が納得できる人生を、楽しむために!
 
 

1/07/2007

塩野七生さん (しおのななみさん)

 
本屋さんで、読破してみたいと、何度か手に取り、ページをめくり、
 
また書架に戻してしまう「ローマ人の物語」の作者、塩野七生さんが、
 
語る。
 
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 
高級なバラの花は、花屋さんがいろいろな細工を施し、しばしば
 
満開にならないで枯れてしまう。
 
どうせ枯れるのだから、満開にならなければね。
 
 
勝負は決して華々しいものだけではない。
 
普通のひとも、そのひとなりに勝負しているのです。
  
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 
 
勝負とは、
 
人に、ものごとに、真正面から対峙すること、
 
そして、目をそらさない、逃げ出さないこと。
 
 
勝負に「勝つ、負ける」は結果、
 
大切なことはいかに、取り組んだか。
 
 
気持ちで負けないこと、相手を受け止め、包み込み、
 
いろいろな”勝ち”を創造することではないかと思います。
 
 

<自分の人生だから主体的に活きる、
             だれもあなたの代わりに生きてはくれない>
 
人は生まれる時と死ぬ時はひとりです。
 
一人ひとりの人生だから、もっともっと大切に生きて欲しい。
 
他人のせいにしないで。
 
いまを認める、逃げない、目をそらさない、
 
だから、希望の明日が始まる。
 
過去の必然が”いま”です。
  
 

こころをはだかに

 
新年を会津、東山温泉で過ごした。
 
夜明け前、だれもいない滝見の露天風呂、
 
凛とした空気に肌をさらし、湯船に身をまかす。
 
なにも考えない。
 
気持ちが洗われる。
 
こころまではだかになったのか、
 
こころのはだかは心地よい。
 
 

新たな気付きを大切に! (その二)

 
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お客様の視点 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
 
ある広告効果の研究によると、「商品の広告にもっとも注目しているひとは、
 
その商品を最近購入したひとである」という面白い現象が指摘されています。
 
バブルの時代に住宅情報誌をもっとも買ったひとは、住宅をこれから購入
 
するひとではなく、すでに購入したひとであったと言われています。
 
 
あなたもこの様な行動に、心当たりはありませんか。
 
 
これは、「自分が選択し、判断した行為が誤っていたのではないか」という
 
不安心理を払拭したい、また、「自分の判断が賢い選択であった」と自分の
 
気持ちを納得させたいために、確認情報を自然に求めているのです。
 
 
あなたは、いまお客様が何を期待し、何を求めているか、わかっていますか。
 
 
市場は、価値を提供する人および価値を求める人、双方の期待を実現する
 
場です。
 
また、いままでの提案活動とこれからのサポート活動がバトンタッチする場
 
でもあります。
 
 
お客さまは、アフターサポートの良さ悪さを事前に経験することができません。
 
そこに、お客様の不安が発生します。
 
 
お客さまに契約いただく場を”幸せがすれ違う場”としないために、お客さまの
 
視点に立って、サポートの仕組みを説明し、取引内容を相互に確認する、この
 
基本的なことを確実に行うこと、さらには、お客さまにわかりやすく説明する
 
ために、社内のしくみを整備していくことが、お客さまと同じ方向をみつめる
 
ことなのです。

 
 
知識は行動を起こすことはないが、

問題意識から生まれた”気付き”は行動を生み、
 
そのひとの視野を広げます。
 
そして、新たな”気付き”を芽生えさせます。
 
まさに、

気付きは行動の源泉、エネルギーなのです。
 
 

新たな気付きを大切に! (その一)

「QCサークル誌」1998年6月号の特集に掲載した原稿が出てきました。
想いの記録として、できるだけ忠実に残しておきたいと思います。



◆◇◆◇◆◇◆ 同じ方向を一緒に見つめる ◆◇◆◇◆◇◆


楽しく仕事をしていますか。

仕事は生活の手段ではなく、あなたの人生の一部です。

視点を変え、視野を広げることは、

あなたのこころに新たな気付きを芽生えさせ、

ポジティブに活きるエネルギーを湧出します。


あなたは、青春時代に異性との交際を通して、関係づくりのステップを

実践していました。


1)かわいい、すてき、名前は
  異性だからではなく、魅力的な個の存在として相手を認知し

2)勤務先は、住まいは
  相手の固有の環境に興味を持ち

3)好きな音楽、映画、スポーツは
  相手の興味の対象を知り

4)見つめあって
  共通のテーマを通して、コミュニケーションの質・量を深め

5)一緒になって
  相手の想いを自らのものとし、課題を共有

6)同じ方向を見つめる
  パートナーとして、一緒に想いの実現に取り組む


まさに、異性の視点を取り込み、”同じ方向を一緒に見つめる”ことが、

恋愛関係を継続する鍵であると、本能的に認識し、行動していたのです。


あなたのすてきな体験を、お客さまとの関係に生かしてみませんか。


お客様の期待に応え続けることは、

お客様を真正面からとらえ、お客様の身になって考え、

お客様の課題を共有し、一緒に課題解決に取り組み、

お客様の期待の変化に応えることです。



<愛するとは、
   互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめること>

                               セント・エグジュペリ

「星の王子様」の著者のメッセージです。


”好き”だから、

一生懸命に相手のことを知りたいと見つめ合います。

そして、課題を共有し、解決に取り組み、一緒に同じ方向を見つめるのです。

せっかくの”縁”を、お互いに見つめ合うことだけに終始させてはいませんか。
 
 
                         

1/03/2007

素適?、素敵?、すてき!

 
1月3日、日経本紙の広告から
 
 
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 
 
『素適=素(もと)に適(てき)する』
 
(あるがままの姿に適する)
 
 
素材、個人、家族、生活などのあるべき姿、あるがままの姿が、
 
社会、人間性、時代性、嗜好などに適する、適応する、叶える
 
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
と、表現されていました。
 
 
きっと、
 
「あるがままを、すなおに包み込める、受け入れる対象として認識できる」
 
ことを、”素敵”とは異なる当て字で表現しようと試みたのだと思います。
 
 
でも、でも、ことばが持つやさしさを大切にしたいから、
 
   『すてき
 
と表現したいです。
 
 
 
<すてきな笑顔>  
 
笑顔は光り輝き、周りの人だけでなく自分をも幸せにします。
 
すなおな無理のない笑顔はすてきです。
 
明るく幸せな面ばかりでなく、悲しみも苦しみもすべて含めてこそ
 
『美しき人生』です。
 
自分自身をあるがままに受け入れ、いまを、その瞬間を一生懸命に
 
活きるから、すてきな笑顔が自然に生まれます。
 
 

あらためて、「人生の成功」の定義とは

 
 
田坂広志さんからいただいた、すてきなメッセージ


★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 

アメリカの初等教育において、
かならず子供たちに教える言葉があります。


Define your own success.


あなた自身の「成功」を定義しなさい。


この言葉を聞くとき、我々は、気がつきます。

世に溢れる「勝者」や「勝ち組」という言葉の中で、
自分自身が定めた「成功」の基準ではなく、

社会通念が定めた「成功」の基準によって、
無意識に、人生の道を選んでいく。

その我々の姿に、気がつきます。

しかし、そのことに気がつき、自分自身の「成功」を
定義しようとするとき、

我々は、しばしば、さらに深い問題に突き当たります。


自分が本当に求めているものが、分からない。

それゆえ、アメリカの初等教育においては、

先ほどの言葉とともに、かならず、もう一つの言葉を
教えるのでしょう。


Find your own uniqueness.


あなた自身の「個性」を発見しなさい。


すべては、深い「自己探求」から始まる。


この二つの言葉は、そのことを教えてくれるのです。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 


今年も、すてきな皆さんと一緒に”自分探し、自分創り”の

旅を、笑顔で楽しみたいと思います。

1/01/2007

2007年1月1日の朝刊から

日経本紙から、気になるメッセージ

◇グローバル化の深化によって、米国に集中した経済パワーが世界規模で
  拡散
  
  通貨の強弱は絶対論ではなく、比較論とタイミング。
  リスクマネジメントを織り込んだシナリオを描き、すなおに行動するのみ。


◇中央集権的な組織、行政は120年前の型、ICTなどの環境変化を
  反映していない

  マネジメント構造、組織はこれから大きく変化、効率化のみならず価値化が
  進展。
  そのためには、一人ひとりの個の成長(価値を生み出す力)が重点課題
  としてクローズアップ

  ★企業組織は社会的命題に応え続けるために、企業構成メンバーの
    人間力を高め、企業力の強化につなげ、社会価値を経済的合理性の
    もとに創りだすことを、求められている。


◇景気拡大が15年目に入った英国と、10年景気を経験した米国に共通する
  のは、家計消費のGDPに占める比率が70%と高いこと、
  一方日本は55%、成長の鍵は家計の足元に落ちている

  家計の力を引き出せる国か、閉じ込める国かの違い。
  一人ひとりの個、家計を弱者救済の名目で助けるという視点から、固有の
  力をしっかり主体的に発揮させるという視点への転換が、社会的に求め
  られている。
  みずからの人生をしっかり活きる、みずからの家計をしっかりマネジメント
  する。
 

<自分の人生だから主体的に活きる、誰もあなたの代わりに生きてはくれない>

   人は生まれる時と死ぬ時は一人です。一人ひとりの人生だからもっともっと
   大切に活きて欲しい!他人のせいにしないで。


   いまを認める、逃げない、目をそらさない、だから希望の明日が始まる。
   過去の必然が”いま”です。
   

環境の変化と共に、企業も人も活きる!

 
世の中で起こっていることを、
 
一連のシステムとして部分的、解析的に細かく分けて見るのが、
 
現在の経営手法であり、
 
システムを全体的に有機的につかむ漢方の考え方は、
 
まさに「西洋医学は病気を診るが、漢方は病人を診る、人を活かす」、
 
これからのマネジメント・経営手法になっていくと考えている。
 
  
このことは、自然と対峙する西洋文明に対して、
 
自然と一体不可分なものとして、自然の中で”共に生きる”東洋文明の発想に
 
通じるものです。
 
 
そして、これからの企業経営は”ひとを活かす”ことが強く求められてくる。
 
 
ひとりのひととして、
 
この世に生を受け、みずかららの人生を意味あるものとするために、
 
一生懸命に生きる、活きる。
 
 
表層的な矛盾を、矛盾として対立させるのではなく、
 
一歩踏み込んで、包み込んで一体のものとして、成り立つシナリオを構築する。
 
 
人が人としてすてきに活きることと企業経営は、
 
深層では同じ世界なのではないかと思えるようになりました。
 
 
 
  <いろいろな人がいて世の中、いろいろなことがあってこそ人生>
 
自分の好みの人しかいない世の中、
 
同じことを繰り返す毎日を想像してみてください。
 
いろいろな人がいて、いろいろな事が起こるすばらしさを、
 
すなおに感謝することができます。
 
 
変化を楽しみ、包み込むこころのおきどころこそが、
 
すべての始まりではないでしょうか。  
 
 

「想い」の成長の軌跡

毎年、年賀状に記載している想いのメッセージから、成長の軌跡を読み取って
いただければ幸いです。

[1997年 ]
いま、人生の旬です。みずみずしい生命力がある、生き生きとした光り輝く
美しい旬。
すてきなことに感動、共感できるこころを大切に活きます。

[1998年]
旬(ときめき)  大切にします、こころのMake New

[1999年]
旬(ときめき)  変化に身を置き、変化を読む、熱中する、夢中になる、
そして何かが生まれる

[2000年]
旬  ときめきはみずから感ずるもの、創るもの!

[2001年]
旬  氣張ります、2001

[2002年]
旬  これまでも、これからも、よろしく!

[2003年]
旬  すてきに活きる

[2004年]
旬  ”好き”に活きる

[2005年]
旬  人生、後半が面白い!味が出るのはこれから

[2006年]
旬  明日がいっぱいある、”いま、ここ”をすてきに活きる

[2007年]
旬  人生という名の遊び場で、”いま、ここ”をすてきに活きる
 

2007年、あけましておめでとうございます。


明日がいっぱいある、すてきな年が始まりました。

旬(ときめき)と、すてきな笑顔に乾杯! 


 【人生という名の遊び場で、”いま、ここ”をすてきに活きる】


小さな変化に気付くこころ(ゆとり)と、それを楽しむ気持ちを、大切にしたい
と思います。



2007年は祝日と日曜が重なって、祝日の翌月曜が休みとなる振替休日は、
4日。

祝日は15日あり、日曜が52日、合計67日(1年の約18%)、

祝日と重ならない土曜日が50日、これを加えると117日(1年の約32%)が
休日。

3日に1日の休日を活かし、すてきな365日にしたいですね。


干支は丁亥(テイガイ)(ひのと・い)。

「丁」は、従来の勢力(第一画)と直角に衝突して(第二画)、
新しい力を推進しようとする動きを示し、「打ち当てる(打)」意を表す。

「亥」は、核に通じ、起爆的エネルギーを秘める。