高度成長時代は、
市場が企業の技術革新を受け入れることによって、
イノベーションサイクルが成り立ってきた。
そして、
商品価値を追求するよりも、効率や競争力を高めることを追求し、
それさえできれば経営は成り立っていた。
リードタイム短縮、人件費削減など、見かけ上の効率化ばかりを、
いつまでも追いかけ、
モノやサービスの価格を安くする低価格路線の競争を、
成長戦略の柱にしていては、
企業活動の本質「価値を創造すること」を忘れてしまう。
これからは、お客さまと企業が協働し、一緒になって
「お客さまの必要とする価値」を創り上げていく時代になる。
そのために、
企業は、お客さまとの良好な関係を築き、信頼を得て、
お客さまの期待をもとに課題を構想し、
お客さまの知恵と知見を取り込み、
創り手としての企業と使い手としてのお客さまが、
融合した新たなイノベーションサイクルを確立する必要がある。
立場の違いを超えて情報をつなぐ場、プラットフォームが、
企業に課題解決力をもたらす上で不可欠になる。
プラットフォームは、
少しずつその姿を変え、お客さまを巻き込み、進化する。
そして、
プラットフォームを活用したソリューションサービスは、
お客さまに強さ(課題解決力)を価値として、提供する。
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