1/28/2007

Enterprise Risk Management

  
   “リスクを回避して価値を保持する”から、
       “リスクを受け入れ、活用して、価値を創造する”へ
 
 
様々なリスクに対して個別的、部分的に対応するのではなく、
 
経営プロセスの一環として、
 
企業目標の達成・価値創造に影響を与えるリスク
 
(不確実性、事業機会損失リスク含む)を、
 
確認・評価、適切な統制とモニタリングを行い、
 
経営にとって許容できるレベルにマネジメントすることが、
 
求められています。
 
 

 
 ◇中間管理職のリスクマネジメントから、経営Top主導のリスクマネジメントへ
 
 ◇リスクへの消極的な対応から、モニタリング・評価による積極的な対応へ
 
 ◇リスクの低減から、リスクの最適化へ
 
 ◇部分的な対応から、統合化された対応へ
 
 ◇リスクの主観的な認識から、リスクポートフォリオの展開へ
 
 ◇分散化されたプロセスから、マネジメントプロセスとして組み込み・体系化へ
 
 
リスクマネジメントとは、経営そのものなのです!
 
             ”経営とは、変化を楽しむこころなり”
 
 

1/27/2007

企業と個の新たな関係 「個を活かす組織」

 
 いま、企業と個人の間にどの様な関係性を築くのか、
 
           首尾一貫した企業の哲学が求められている!
 
 
企業は個人の自尊心を重んじ、
 
個人は企業に寄りかからない、
 
相互自律的な関係、
 
そして、
 
個人および企業の社会的成熟を前提とした、
 
個人の価値観と企業の価値観を、
 
高い水準で一致、調和させることが重要である。
 
 
そのために、企業という存在が、
 
一人ひとりの従業員に、みずからの個性や能力を磨き、発揮できる、
 
自己表現に向けた”価値ある場”を提供する。
 
 
その結果、”個の活性”によるイノベーションが起こる!
 

 

 
 

企業はステークホルダーに支えられている

 
ステークホルダーとの関係が、企業存続の基本条件です。
 
 
そのために、 企業経営者は、
 
魅力的な価値の創出に取り組むとともに、
 
ステークホルダーとの積極的なコミュニケーションに、
 
注力しなければなりません。
 
 
ディスクロージャーおよび誠実なアカウンタビリティの遂行は、
 
良好なコミュニケーションを行うための条件にしか過ぎません。
 
 
そして、
 
ステークホルダーとの関係を阻害する要因をリスクと認識し、
 
リスクマネジメントに取り組むことが重要です。
 
 

ビジネスライフステージの設計

 
 
     たった一度しかない人生だから、
 
        みずからの人生を価値あるものとするために、
 
           そして、我が人生悔いなしと、誇らしく思うために

      < ビジネスライフステージの設計>

 

お客さま主導!、技術主導!

 
オープンな魅力的な場(iTunes MS)とつなぐことによって、
 
コモディティ商品を魅力的商品(iPod)の位置付けに変えたアップル社から、
 
こんどは、
 
”使いやすさ”にフォーカスした iPod付携帯電話「 iフォン」が発表され、
 
注目を浴びている。
 
 
ハードの設計や製造技術で競争力を確保する技術主導の取り組みに対して、
 
汎用品を組み合わせ、
 
ソフト力によって使いやすさ、楽しさを商品に埋め込んだ、お客さま主導の
 
取り組みが、ヒット商品を生んでいる。
 
 
ソニーのPS3に対する任天堂のDS Lite、Wiiも、同様な構図の典型的
 
事例である。
 
 
個人や企業、社会がどうしたいのか、あるいはどうありたいのか、
 
いまこそ、企業経営者は、
 
お客様の課題を構想し、期待を見極め、
 
お客様に提供する価値を、生み出していかなければならない。
 
さらに、価値を提供し続けるための布石を打っておくことも、求められている。
 
 
お客さま主導 による価値づくりは目的であり、
 
それを実現する方法として、”技術”にどれだけのウェイトをかけるのか、
 
まさに、
 
時代の変化にバランス(適応)した企業経営【Marketing Driven】が、
 
強く求められる時代になったといえる。
 
 

1/14/2007

Marketing Driven

 
社会が、市場の構造が変わる、そしてお客様の期待が変わる。
 
 
お客様から期待されつづける企業であるために、
 
お客様の期待に応える取り組み [Marketing] を、組織活動として
 
展開するときです。


しかし、
 
企業側の論理でモノやサービスを提供する時代から、
お客さまの要求や期待を軸に価値を提供する時代へ、

そして、商品ありきからお客さまありきへ、
 
また、Market Driven [お客さま主導]でなければならないと、
 
精神論、概念論の展開にとどまっています。
 
 
いくら”お客さま主導”を唱えても、
 
一人ひとりの行動、組織の活動は、何も変わりません。
 
 

いまこそ、企業経営の軸、すべての判断基準を、
 
”お客さまの期待に応え続けるために、何を、いかにすべきか”で、
 
統一、徹底することが、求められているのです。
 
 
お客さまに提供する価値を必要としているお客様を見極め、
 
過去から現在までの道のりを確認し、
 
未来に向けた課題解決、価値提供シナリオをデザインし、
 
お客様と共有する。
 
 
まさに、経営トップが
 
『市場、お客さまの課題を構想し、企業経営の想い、ビジョンに結実させ、
 
価値提供の戦略シナリオを粘り強く語り、方針を展開、ステアリングする』こと、
 
すなわち、
 
市場、お客さまの期待に応えつづける主体的な取り組みによって、
 
企業経営を主導する 『 Marketing Driven 』 が、求められているのです。
 
 
 
<うつわには したがいながら 
  
       いわかねも とほすは みずのちからなりけり (明治天皇)>

お客さまの声はしっかり聞くけれど、それだけに固まらない。
 
お客さまから学び、
 
お客さまの期待に応え続けられる本物の価値提供を 追求する。
 
 
言われたことだけをするのではなく、アイデンティティを発信する。
 
大切にしたいですね、パーソナルアイデンティティー!

 
 
★企業の存在意義は、社会にとって、有用な価値を創出し、提供すること
  
★マーケティングとは、市場、お客さまの期待に応え続ける取り組み
  
★経営の品質なくして、人間力、企業力を培うことはできない
  
★経営トップの存在意義は、社会の命題、課題をいかに構想するか
 
★イノベーションは目的ではなく、結果。
   
★イノベーションを継続的に生み出す環境、『場』の整備が問われている
 
★経営課題を要素分解したアプローチに偏重していないか
  
★現象課題を、そのまま経営課題として設定していないか
 
★HOWの議論、火事場のバカ力に頼り、現場を疲弊させていないか
 
 

主治医?主人公!

 
年始に、人間ドックへ行った。
 
 
しっかり、生活指導、栄養指導を受けてしまった。

体重を5kg減らすこと、”主治医”はあなたです、と。

 
『お酒を飲む前に、食事をしなさい』
 
『ワイン、日本酒は、食事が美味しくなるから、避けるように』

『強いお酒を、水で割って飲んではどうか』



おもわず、尋ねたくなりました。

「あなたは、何のためにお酒を飲むのですか」、と。



<お酒は、すてきな場と時をつくる>

酔うためにお酒を飲む人は、アルコール中毒症、

お酒は飲むことが目的ではなく、

人とひとのコミュニケーションを演出する小道具!


気の利いた料理とお酒で演出する”場”には、

きっとすてきな語らいの時が流れる。




そこで、

日々の営み、取り組みが、人生VISION到達に向けたマーケティング

活動であるとすれば、問題を切り離す、回避するのではなく、

正面から対峙し、包み込む方法があるのではないかと、・ ・ ・ 。


みずからの人生のテーマ、あるいはVISION

     【人生という名の遊び場で、”いま、ここ”をすてきに活きる】


すてきな”いま、ここ”の積み重ねこそが重要。 まさに、継続は価値なり。


そして、

翌日、

通勤電車の乗換駅(代々木上原駅)の改札口前にあるスポーツクラブで、

入会手続き。


2日後、

午前7時から9時まで、

スポーツクラブで、ストレッチ、泳ぐ、ジャグジー。


最高に気持ち良い!

気持ち良い朝は、すてきな一日、快調な一日につながります。



人生シナリオの主人公として、

新たに、すてきな一ページを書き加えることができました。


やはり、

おいしいお酒とすてきな笑顔、切り離すことは、できません。
 
 
 
*マーケティング活動とは、お客さまの期待に応え続ける取り組み
 
 

1/08/2007

みんなの成人の日

 
 
人は、一人では生きられない動物です。
 
一人の能力には限界があります。
 
そして、人生は思うようになりません。
 
 
ひとは、子供から大人に成長する過程で、
 
だれもが能力の限界を、また、自分の思うようにならない
 
挫折感を味わい、
 
いろいろな人に助けられながら成長していることに気付き、
 
感謝することを学ぶのです。
 
 
ひとは、いつまでも成長途上人。
 
みんなで”成人の日”を、味わいたいですね。
 
『ストレスと友達になる、逃げ出さない』日として。
 
 
 
<人生にモデルはない、そして人生に正解もない>
 
一人ひとりのそれぞれの人生、活きていることがすばらしいこと。
 
人生の諸先輩から、それぞれの人生哲学を聞き取り、
 
自分自身の人生観を養う。
 
本当に自分が納得できる人生を、楽しむために!
 
 

1/07/2007

塩野七生さん (しおのななみさん)

 
本屋さんで、読破してみたいと、何度か手に取り、ページをめくり、
 
また書架に戻してしまう「ローマ人の物語」の作者、塩野七生さんが、
 
語る。
 
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 
高級なバラの花は、花屋さんがいろいろな細工を施し、しばしば
 
満開にならないで枯れてしまう。
 
どうせ枯れるのだから、満開にならなければね。
 
 
勝負は決して華々しいものだけではない。
 
普通のひとも、そのひとなりに勝負しているのです。
  
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 
 
勝負とは、
 
人に、ものごとに、真正面から対峙すること、
 
そして、目をそらさない、逃げ出さないこと。
 
 
勝負に「勝つ、負ける」は結果、
 
大切なことはいかに、取り組んだか。
 
 
気持ちで負けないこと、相手を受け止め、包み込み、
 
いろいろな”勝ち”を創造することではないかと思います。
 
 

<自分の人生だから主体的に活きる、
             だれもあなたの代わりに生きてはくれない>
 
人は生まれる時と死ぬ時はひとりです。
 
一人ひとりの人生だから、もっともっと大切に生きて欲しい。
 
他人のせいにしないで。
 
いまを認める、逃げない、目をそらさない、
 
だから、希望の明日が始まる。
 
過去の必然が”いま”です。
  
 

こころをはだかに

 
新年を会津、東山温泉で過ごした。
 
夜明け前、だれもいない滝見の露天風呂、
 
凛とした空気に肌をさらし、湯船に身をまかす。
 
なにも考えない。
 
気持ちが洗われる。
 
こころまではだかになったのか、
 
こころのはだかは心地よい。
 
 

新たな気付きを大切に! (その二)

 
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お客様の視点 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
 
ある広告効果の研究によると、「商品の広告にもっとも注目しているひとは、
 
その商品を最近購入したひとである」という面白い現象が指摘されています。
 
バブルの時代に住宅情報誌をもっとも買ったひとは、住宅をこれから購入
 
するひとではなく、すでに購入したひとであったと言われています。
 
 
あなたもこの様な行動に、心当たりはありませんか。
 
 
これは、「自分が選択し、判断した行為が誤っていたのではないか」という
 
不安心理を払拭したい、また、「自分の判断が賢い選択であった」と自分の
 
気持ちを納得させたいために、確認情報を自然に求めているのです。
 
 
あなたは、いまお客様が何を期待し、何を求めているか、わかっていますか。
 
 
市場は、価値を提供する人および価値を求める人、双方の期待を実現する
 
場です。
 
また、いままでの提案活動とこれからのサポート活動がバトンタッチする場
 
でもあります。
 
 
お客さまは、アフターサポートの良さ悪さを事前に経験することができません。
 
そこに、お客様の不安が発生します。
 
 
お客さまに契約いただく場を”幸せがすれ違う場”としないために、お客さまの
 
視点に立って、サポートの仕組みを説明し、取引内容を相互に確認する、この
 
基本的なことを確実に行うこと、さらには、お客さまにわかりやすく説明する
 
ために、社内のしくみを整備していくことが、お客さまと同じ方向をみつめる
 
ことなのです。

 
 
知識は行動を起こすことはないが、

問題意識から生まれた”気付き”は行動を生み、
 
そのひとの視野を広げます。
 
そして、新たな”気付き”を芽生えさせます。
 
まさに、

気付きは行動の源泉、エネルギーなのです。
 
 

新たな気付きを大切に! (その一)

「QCサークル誌」1998年6月号の特集に掲載した原稿が出てきました。
想いの記録として、できるだけ忠実に残しておきたいと思います。



◆◇◆◇◆◇◆ 同じ方向を一緒に見つめる ◆◇◆◇◆◇◆


楽しく仕事をしていますか。

仕事は生活の手段ではなく、あなたの人生の一部です。

視点を変え、視野を広げることは、

あなたのこころに新たな気付きを芽生えさせ、

ポジティブに活きるエネルギーを湧出します。


あなたは、青春時代に異性との交際を通して、関係づくりのステップを

実践していました。


1)かわいい、すてき、名前は
  異性だからではなく、魅力的な個の存在として相手を認知し

2)勤務先は、住まいは
  相手の固有の環境に興味を持ち

3)好きな音楽、映画、スポーツは
  相手の興味の対象を知り

4)見つめあって
  共通のテーマを通して、コミュニケーションの質・量を深め

5)一緒になって
  相手の想いを自らのものとし、課題を共有

6)同じ方向を見つめる
  パートナーとして、一緒に想いの実現に取り組む


まさに、異性の視点を取り込み、”同じ方向を一緒に見つめる”ことが、

恋愛関係を継続する鍵であると、本能的に認識し、行動していたのです。


あなたのすてきな体験を、お客さまとの関係に生かしてみませんか。


お客様の期待に応え続けることは、

お客様を真正面からとらえ、お客様の身になって考え、

お客様の課題を共有し、一緒に課題解決に取り組み、

お客様の期待の変化に応えることです。



<愛するとは、
   互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめること>

                               セント・エグジュペリ

「星の王子様」の著者のメッセージです。


”好き”だから、

一生懸命に相手のことを知りたいと見つめ合います。

そして、課題を共有し、解決に取り組み、一緒に同じ方向を見つめるのです。

せっかくの”縁”を、お互いに見つめ合うことだけに終始させてはいませんか。
 
 
                         

1/03/2007

素適?、素敵?、すてき!

 
1月3日、日経本紙の広告から
 
 
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 
 
『素適=素(もと)に適(てき)する』
 
(あるがままの姿に適する)
 
 
素材、個人、家族、生活などのあるべき姿、あるがままの姿が、
 
社会、人間性、時代性、嗜好などに適する、適応する、叶える
 
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 
と、表現されていました。
 
 
きっと、
 
「あるがままを、すなおに包み込める、受け入れる対象として認識できる」
 
ことを、”素敵”とは異なる当て字で表現しようと試みたのだと思います。
 
 
でも、でも、ことばが持つやさしさを大切にしたいから、
 
   『すてき
 
と表現したいです。
 
 
 
<すてきな笑顔>  
 
笑顔は光り輝き、周りの人だけでなく自分をも幸せにします。
 
すなおな無理のない笑顔はすてきです。
 
明るく幸せな面ばかりでなく、悲しみも苦しみもすべて含めてこそ
 
『美しき人生』です。
 
自分自身をあるがままに受け入れ、いまを、その瞬間を一生懸命に
 
活きるから、すてきな笑顔が自然に生まれます。
 
 

あらためて、「人生の成功」の定義とは

 
 
田坂広志さんからいただいた、すてきなメッセージ


★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 

アメリカの初等教育において、
かならず子供たちに教える言葉があります。


Define your own success.


あなた自身の「成功」を定義しなさい。


この言葉を聞くとき、我々は、気がつきます。

世に溢れる「勝者」や「勝ち組」という言葉の中で、
自分自身が定めた「成功」の基準ではなく、

社会通念が定めた「成功」の基準によって、
無意識に、人生の道を選んでいく。

その我々の姿に、気がつきます。

しかし、そのことに気がつき、自分自身の「成功」を
定義しようとするとき、

我々は、しばしば、さらに深い問題に突き当たります。


自分が本当に求めているものが、分からない。

それゆえ、アメリカの初等教育においては、

先ほどの言葉とともに、かならず、もう一つの言葉を
教えるのでしょう。


Find your own uniqueness.


あなた自身の「個性」を発見しなさい。


すべては、深い「自己探求」から始まる。


この二つの言葉は、そのことを教えてくれるのです。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 


今年も、すてきな皆さんと一緒に”自分探し、自分創り”の

旅を、笑顔で楽しみたいと思います。

1/01/2007

2007年1月1日の朝刊から

日経本紙から、気になるメッセージ

◇グローバル化の深化によって、米国に集中した経済パワーが世界規模で
  拡散
  
  通貨の強弱は絶対論ではなく、比較論とタイミング。
  リスクマネジメントを織り込んだシナリオを描き、すなおに行動するのみ。


◇中央集権的な組織、行政は120年前の型、ICTなどの環境変化を
  反映していない

  マネジメント構造、組織はこれから大きく変化、効率化のみならず価値化が
  進展。
  そのためには、一人ひとりの個の成長(価値を生み出す力)が重点課題
  としてクローズアップ

  ★企業組織は社会的命題に応え続けるために、企業構成メンバーの
    人間力を高め、企業力の強化につなげ、社会価値を経済的合理性の
    もとに創りだすことを、求められている。


◇景気拡大が15年目に入った英国と、10年景気を経験した米国に共通する
  のは、家計消費のGDPに占める比率が70%と高いこと、
  一方日本は55%、成長の鍵は家計の足元に落ちている

  家計の力を引き出せる国か、閉じ込める国かの違い。
  一人ひとりの個、家計を弱者救済の名目で助けるという視点から、固有の
  力をしっかり主体的に発揮させるという視点への転換が、社会的に求め
  られている。
  みずからの人生をしっかり活きる、みずからの家計をしっかりマネジメント
  する。
 

<自分の人生だから主体的に活きる、誰もあなたの代わりに生きてはくれない>

   人は生まれる時と死ぬ時は一人です。一人ひとりの人生だからもっともっと
   大切に活きて欲しい!他人のせいにしないで。


   いまを認める、逃げない、目をそらさない、だから希望の明日が始まる。
   過去の必然が”いま”です。
   

環境の変化と共に、企業も人も活きる!

 
世の中で起こっていることを、
 
一連のシステムとして部分的、解析的に細かく分けて見るのが、
 
現在の経営手法であり、
 
システムを全体的に有機的につかむ漢方の考え方は、
 
まさに「西洋医学は病気を診るが、漢方は病人を診る、人を活かす」、
 
これからのマネジメント・経営手法になっていくと考えている。
 
  
このことは、自然と対峙する西洋文明に対して、
 
自然と一体不可分なものとして、自然の中で”共に生きる”東洋文明の発想に
 
通じるものです。
 
 
そして、これからの企業経営は”ひとを活かす”ことが強く求められてくる。
 
 
ひとりのひととして、
 
この世に生を受け、みずかららの人生を意味あるものとするために、
 
一生懸命に生きる、活きる。
 
 
表層的な矛盾を、矛盾として対立させるのではなく、
 
一歩踏み込んで、包み込んで一体のものとして、成り立つシナリオを構築する。
 
 
人が人としてすてきに活きることと企業経営は、
 
深層では同じ世界なのではないかと思えるようになりました。
 
 
 
  <いろいろな人がいて世の中、いろいろなことがあってこそ人生>
 
自分の好みの人しかいない世の中、
 
同じことを繰り返す毎日を想像してみてください。
 
いろいろな人がいて、いろいろな事が起こるすばらしさを、
 
すなおに感謝することができます。
 
 
変化を楽しみ、包み込むこころのおきどころこそが、
 
すべての始まりではないでしょうか。  
 
 

「想い」の成長の軌跡

毎年、年賀状に記載している想いのメッセージから、成長の軌跡を読み取って
いただければ幸いです。

[1997年 ]
いま、人生の旬です。みずみずしい生命力がある、生き生きとした光り輝く
美しい旬。
すてきなことに感動、共感できるこころを大切に活きます。

[1998年]
旬(ときめき)  大切にします、こころのMake New

[1999年]
旬(ときめき)  変化に身を置き、変化を読む、熱中する、夢中になる、
そして何かが生まれる

[2000年]
旬  ときめきはみずから感ずるもの、創るもの!

[2001年]
旬  氣張ります、2001

[2002年]
旬  これまでも、これからも、よろしく!

[2003年]
旬  すてきに活きる

[2004年]
旬  ”好き”に活きる

[2005年]
旬  人生、後半が面白い!味が出るのはこれから

[2006年]
旬  明日がいっぱいある、”いま、ここ”をすてきに活きる

[2007年]
旬  人生という名の遊び場で、”いま、ここ”をすてきに活きる
 

2007年、あけましておめでとうございます。


明日がいっぱいある、すてきな年が始まりました。

旬(ときめき)と、すてきな笑顔に乾杯! 


 【人生という名の遊び場で、”いま、ここ”をすてきに活きる】


小さな変化に気付くこころ(ゆとり)と、それを楽しむ気持ちを、大切にしたい
と思います。



2007年は祝日と日曜が重なって、祝日の翌月曜が休みとなる振替休日は、
4日。

祝日は15日あり、日曜が52日、合計67日(1年の約18%)、

祝日と重ならない土曜日が50日、これを加えると117日(1年の約32%)が
休日。

3日に1日の休日を活かし、すてきな365日にしたいですね。


干支は丁亥(テイガイ)(ひのと・い)。

「丁」は、従来の勢力(第一画)と直角に衝突して(第二画)、
新しい力を推進しようとする動きを示し、「打ち当てる(打)」意を表す。

「亥」は、核に通じ、起爆的エネルギーを秘める。