1/07/2007

新たな気付きを大切に! (その一)

「QCサークル誌」1998年6月号の特集に掲載した原稿が出てきました。
想いの記録として、できるだけ忠実に残しておきたいと思います。



◆◇◆◇◆◇◆ 同じ方向を一緒に見つめる ◆◇◆◇◆◇◆


楽しく仕事をしていますか。

仕事は生活の手段ではなく、あなたの人生の一部です。

視点を変え、視野を広げることは、

あなたのこころに新たな気付きを芽生えさせ、

ポジティブに活きるエネルギーを湧出します。


あなたは、青春時代に異性との交際を通して、関係づくりのステップを

実践していました。


1)かわいい、すてき、名前は
  異性だからではなく、魅力的な個の存在として相手を認知し

2)勤務先は、住まいは
  相手の固有の環境に興味を持ち

3)好きな音楽、映画、スポーツは
  相手の興味の対象を知り

4)見つめあって
  共通のテーマを通して、コミュニケーションの質・量を深め

5)一緒になって
  相手の想いを自らのものとし、課題を共有

6)同じ方向を見つめる
  パートナーとして、一緒に想いの実現に取り組む


まさに、異性の視点を取り込み、”同じ方向を一緒に見つめる”ことが、

恋愛関係を継続する鍵であると、本能的に認識し、行動していたのです。


あなたのすてきな体験を、お客さまとの関係に生かしてみませんか。


お客様の期待に応え続けることは、

お客様を真正面からとらえ、お客様の身になって考え、

お客様の課題を共有し、一緒に課題解決に取り組み、

お客様の期待の変化に応えることです。



<愛するとは、
   互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめること>

                               セント・エグジュペリ

「星の王子様」の著者のメッセージです。


”好き”だから、

一生懸命に相手のことを知りたいと見つめ合います。

そして、課題を共有し、解決に取り組み、一緒に同じ方向を見つめるのです。

せっかくの”縁”を、お互いに見つめ合うことだけに終始させてはいませんか。
 
 
                         

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