「QCサークル誌」1998年6月号の特集に掲載した原稿が出てきました。
想いの記録として、できるだけ忠実に残しておきたいと思います。
◆◇◆◇◆◇◆ 同じ方向を一緒に見つめる ◆◇◆◇◆◇◆
楽しく仕事をしていますか。
仕事は生活の手段ではなく、あなたの人生の一部です。
視点を変え、視野を広げることは、
あなたのこころに新たな気付きを芽生えさせ、
ポジティブに活きるエネルギーを湧出します。
あなたは、青春時代に異性との交際を通して、関係づくりのステップを
実践していました。
1)かわいい、すてき、名前は
異性だからではなく、魅力的な個の存在として相手を認知し
2)勤務先は、住まいは
相手の固有の環境に興味を持ち
3)好きな音楽、映画、スポーツは
相手の興味の対象を知り
4)見つめあって
共通のテーマを通して、コミュニケーションの質・量を深め
5)一緒になって
相手の想いを自らのものとし、課題を共有
6)同じ方向を見つめる
パートナーとして、一緒に想いの実現に取り組む
まさに、異性の視点を取り込み、”同じ方向を一緒に見つめる”ことが、
恋愛関係を継続する鍵であると、本能的に認識し、行動していたのです。
あなたのすてきな体験を、お客さまとの関係に生かしてみませんか。
お客様の期待に応え続けることは、
お客様を真正面からとらえ、お客様の身になって考え、
お客様の課題を共有し、一緒に課題解決に取り組み、
お客様の期待の変化に応えることです。
<愛するとは、
互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめること>
セント・エグジュペリ
「星の王子様」の著者のメッセージです。
”好き”だから、
一生懸命に相手のことを知りたいと見つめ合います。
そして、課題を共有し、解決に取り組み、一緒に同じ方向を見つめるのです。
せっかくの”縁”を、お互いに見つめ合うことだけに終始させてはいませんか。
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