1/07/2007

新たな気付きを大切に! (その二)

 
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お客様の視点 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
 
ある広告効果の研究によると、「商品の広告にもっとも注目しているひとは、
 
その商品を最近購入したひとである」という面白い現象が指摘されています。
 
バブルの時代に住宅情報誌をもっとも買ったひとは、住宅をこれから購入
 
するひとではなく、すでに購入したひとであったと言われています。
 
 
あなたもこの様な行動に、心当たりはありませんか。
 
 
これは、「自分が選択し、判断した行為が誤っていたのではないか」という
 
不安心理を払拭したい、また、「自分の判断が賢い選択であった」と自分の
 
気持ちを納得させたいために、確認情報を自然に求めているのです。
 
 
あなたは、いまお客様が何を期待し、何を求めているか、わかっていますか。
 
 
市場は、価値を提供する人および価値を求める人、双方の期待を実現する
 
場です。
 
また、いままでの提案活動とこれからのサポート活動がバトンタッチする場
 
でもあります。
 
 
お客さまは、アフターサポートの良さ悪さを事前に経験することができません。
 
そこに、お客様の不安が発生します。
 
 
お客さまに契約いただく場を”幸せがすれ違う場”としないために、お客さまの
 
視点に立って、サポートの仕組みを説明し、取引内容を相互に確認する、この
 
基本的なことを確実に行うこと、さらには、お客さまにわかりやすく説明する
 
ために、社内のしくみを整備していくことが、お客さまと同じ方向をみつめる
 
ことなのです。

 
 
知識は行動を起こすことはないが、

問題意識から生まれた”気付き”は行動を生み、
 
そのひとの視野を広げます。
 
そして、新たな”気付き”を芽生えさせます。
 
まさに、

気付きは行動の源泉、エネルギーなのです。
 
 

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