1/14/2007

Marketing Driven

 
社会が、市場の構造が変わる、そしてお客様の期待が変わる。
 
 
お客様から期待されつづける企業であるために、
 
お客様の期待に応える取り組み [Marketing] を、組織活動として
 
展開するときです。


しかし、
 
企業側の論理でモノやサービスを提供する時代から、
お客さまの要求や期待を軸に価値を提供する時代へ、

そして、商品ありきからお客さまありきへ、
 
また、Market Driven [お客さま主導]でなければならないと、
 
精神論、概念論の展開にとどまっています。
 
 
いくら”お客さま主導”を唱えても、
 
一人ひとりの行動、組織の活動は、何も変わりません。
 
 

いまこそ、企業経営の軸、すべての判断基準を、
 
”お客さまの期待に応え続けるために、何を、いかにすべきか”で、
 
統一、徹底することが、求められているのです。
 
 
お客さまに提供する価値を必要としているお客様を見極め、
 
過去から現在までの道のりを確認し、
 
未来に向けた課題解決、価値提供シナリオをデザインし、
 
お客様と共有する。
 
 
まさに、経営トップが
 
『市場、お客さまの課題を構想し、企業経営の想い、ビジョンに結実させ、
 
価値提供の戦略シナリオを粘り強く語り、方針を展開、ステアリングする』こと、
 
すなわち、
 
市場、お客さまの期待に応えつづける主体的な取り組みによって、
 
企業経営を主導する 『 Marketing Driven 』 が、求められているのです。
 
 
 
<うつわには したがいながら 
  
       いわかねも とほすは みずのちからなりけり (明治天皇)>

お客さまの声はしっかり聞くけれど、それだけに固まらない。
 
お客さまから学び、
 
お客さまの期待に応え続けられる本物の価値提供を 追求する。
 
 
言われたことだけをするのではなく、アイデンティティを発信する。
 
大切にしたいですね、パーソナルアイデンティティー!

 
 
★企業の存在意義は、社会にとって、有用な価値を創出し、提供すること
  
★マーケティングとは、市場、お客さまの期待に応え続ける取り組み
  
★経営の品質なくして、人間力、企業力を培うことはできない
  
★経営トップの存在意義は、社会の命題、課題をいかに構想するか
 
★イノベーションは目的ではなく、結果。
   
★イノベーションを継続的に生み出す環境、『場』の整備が問われている
 
★経営課題を要素分解したアプローチに偏重していないか
  
★現象課題を、そのまま経営課題として設定していないか
 
★HOWの議論、火事場のバカ力に頼り、現場を疲弊させていないか
 
 

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