1/27/2007

お客さま主導!、技術主導!

 
オープンな魅力的な場(iTunes MS)とつなぐことによって、
 
コモディティ商品を魅力的商品(iPod)の位置付けに変えたアップル社から、
 
こんどは、
 
”使いやすさ”にフォーカスした iPod付携帯電話「 iフォン」が発表され、
 
注目を浴びている。
 
 
ハードの設計や製造技術で競争力を確保する技術主導の取り組みに対して、
 
汎用品を組み合わせ、
 
ソフト力によって使いやすさ、楽しさを商品に埋め込んだ、お客さま主導の
 
取り組みが、ヒット商品を生んでいる。
 
 
ソニーのPS3に対する任天堂のDS Lite、Wiiも、同様な構図の典型的
 
事例である。
 
 
個人や企業、社会がどうしたいのか、あるいはどうありたいのか、
 
いまこそ、企業経営者は、
 
お客様の課題を構想し、期待を見極め、
 
お客様に提供する価値を、生み出していかなければならない。
 
さらに、価値を提供し続けるための布石を打っておくことも、求められている。
 
 
お客さま主導 による価値づくりは目的であり、
 
それを実現する方法として、”技術”にどれだけのウェイトをかけるのか、
 
まさに、
 
時代の変化にバランス(適応)した企業経営【Marketing Driven】が、
 
強く求められる時代になったといえる。
 
 

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