9/30/2007

信用の膨張と収縮が、引き起こす事態を構想する

 
  「信用の膨張と収縮が、引き起こす事態を構想する」と題して、
 
  資料を編集しました。
 
  イントロ部を紹介させていただきます。
 
 
 <INDEX>
 
  1.環境認識 (固有の足枷&矛盾の増幅)  
  2.信用創造メカニズム    
  3.信用膨張への道程 (070701まで)    
  4.070809何が起こったのか    
  5.070809事態の再確認    
  6.これからのシナリオ    
  7.結論 (行動につなげる)  
 
 
 
マネーの量が実物経済で商取引に必要とする量以上になれば、
 
いずれ物価・資産価格が高騰し、
 
通貨の購買力は、下がる。
 
 
世界の金融資産(預金+債券の時価+株の時価+年金基金など)の
 
増加が意味するのは、それを借りている人の負債の増加です。
 
借りた人が、利払いと返済ができるから、金融資産には価値がある。
 
金融資産は、金庫にあるだけでは金利が払えない。誰かが借りて投資し、
 
利益を生まねば意味はない。
 
 
世界の金融資産の合計は、世界のGDPの3倍に膨らんでいる。
 
これは、世界の商品生産金額の3年分が負債になっていることに等しい。
 
 
つまり、今の金融資産は、今後も利を生む資産として、維持可能ではない。
 
 
行き着く先は、長期のインフレ、通貨価値(購買力)の下落です。
 
その先駆けが、世界でもっとも使われている米ドルの価値の下落から始まる。
 
 
ヘッジファンド危機が、信用縮小の根底にあり、
 
そのヘッジファンドに、レバレッジで資金を貸しているのが銀行・証券会社・
 
保険会社です。
 
 
借りた人の危機は、貸した人の危機でもある。
 
 
第二幕の開演は近い!
 
 
 
◆◇ 「信用の膨張と収縮が、引き起こす事態を構想する」 ◇◆
 
*Systems Research Ltd. consultant 吉田さんの
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 をもとにして、内容を構成・編集したものです。
 

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