2/04/2007

Steve Jobs 050612 「すばらしいと信じる仕事」

 
Apple社CEOスティーブ・ジョブズ氏が、
 
スタンフォード大学の2005年6月12日の卒業式で行った、祝賀スピーチ
 
 
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未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、
 
君たちにできるのは、過去を振り返って繋げることだけなんだ。
 
 
だからこそ、バラバラの点であっても、将来それが何らかのかたちで
 
必ず繋がっていくと、信じなくてはならない。
 
 
自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。
 
点と点が、自分の歩んでいく道の途上のどこかで、必ずひとつに繋がっていく、
 
そう信じることで、
 
君たちは確信を持って、己の心の赴くまま生きていくことができる。
 
 
結果、人と違う道を行くことになっても、それは同じ。
 
信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。
 
 
人生には、時としてレンガで頭をぶん殴られるような、ひどいことも起こる
 
ものなのです。
 
 
だけど、信念を放り投げちゃいけない。
 
 
私が、挫けずにやってこれたのはただ一つ、
 
自分のやっている仕事が好きだという、その気持ちがあったからです。
 
 
皆さんも、自分がやって好きなことを見つけなきゃいけない。
 
 
それは、仕事も恋愛も根本は同じで、
 
君たちも、これから仕事が人生の大きなパートを占めていくだろうけど、
 
自分が、本当に心の底から満足を得たいなら進む道は、ただ一つ、
 
自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。
 
 
そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、
 
好きなことを仕事にすることなんですね。
 
 
まだ見つかってないなら探し続ければいい。
 
落ち着いてしまっちゃ駄目です。
 
心の問題と一緒で、そういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、
 
素晴らしい恋愛と同じで、年を重ねるごとに、どんどんどんどん良くなっていく。
 
 
だから探し続けること。
 
落ち着いてしまってはいけない。
 
 
君たちの時間は限られている。
 
 
だから、自分以外の他の誰かの人生を生きて、無駄にする暇なんかない。
 
ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。
 
 
それは、
 
他の人たちの考え方が生んだ結果とともに、生きていくということだからね。
 
その他大勢の意見の雑音に、
 
自分の内なる声、心、直感を、掻き消されないことです。
 
 
自分の内なる声、心、直感というのは、
 
どうしたわけか、
 
君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。
 
だから、それ以外のことは全て、二の次でいい。
 
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<”若さ”を年齢で表現することはできない>
 
年齢は、人生体験の尺度であり、その短さで若さを表現することはできない。
 
若さとは、
 
    「どれだけのスパンで想い、今日を活きているか」
 
では、ないでしょうか。
 
 
目先のことだけ考えて生きている人がいるならば、
 
 もっとも「老いている人」といえるのでは、ないでしょうか。
 
 
 

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